何にもしなかった。

なんだか、ただ『盆』というだけで、人がたくさん集まるお寺も、何となく行きたくなくなった。

お線香もお花も、墓にも行かないし(私にとっては関係ない場所だから)、何にもしなかった。

この季節になると、盆だからこっちに帰ってきていると世間様では言うが、別に、いる時にはいると思えるし、居ないと思えば、居ないのだから。


行事ごとにとらわれず、おだやかにすごしたい。そう思った。


あ、そうそう、

その代わり、家の中、普段掃除しないとこ、換気扇掃除や大きな窓ガラス磨きや風呂のカビキラーとかを、猛烈にしました。

し終えた後で、少しでも、清らか〜ってのに近づいたらいいなと思いました。


空いた残りの最後の日に、思い立って、海に出かけてみました。

はるかは羽をつけて空に消えたようにも思えるけれど、海に向かってボートをひとりで漕ぐ絵が心の奥に染み込んでいるので、海の空気をかんじたかったのです。

空に飛びたかったようであり、だけど、海の底に潜ったようにも思わせるはるかちゃんのたくさんの絵が、私を海の香りに誘ったのです。



大阪近郊の海は、もうあんまり海という感じではないけれど、でも、そこはやはり海なんです。



暑い暑い中を歩いてやっとたどり着いて、
ゆるい潮風を浴びて、防波堤をひたすらまっすぐに歩いた。  
 終わりのないような防波堤、
途中で引き返して、それから、帰りました。





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わたしはそれで満足しました。

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いつか、楽しかった思い出いっぱいのプーケットにも行ってみたいけど、

あの時、出会った人達は私達家族のことを覚えてくれているに違いないし、話しが出たら、余計悲しくなるかもしれません


プーケットでの旅行顛末記は、元気満タンになった時、また、書き綴りたいと思っています。





「はるかの絵の本」できました。こちらです
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