はるかの住んでるおうちは、動物だらけで、当然いつも、不潔だった。
あの子は模様替えとか、力のいる仕事や、私達のために葡萄の皮をひとつひとつむいてくれたりとか、私の苦手な布団のカバーかけかえとか、そんなことは難なくやりこなせた変わった⁈子だったけど、
部屋の片付けはあんまりうまくなかった。というか、匂いとか不潔、乱雑であることが全く気にならなかったみたい。
私は少し神経質なところがあったから、全然似てなくてふしぎでした。

それなのに、亡くなったという知らせを受けた日に、家の中がすごーくきれいに片付いていたのです。
いつも家中に散らばっていた動物の毛も少なく、あの子の部屋の中も、衣類もきれいに収納されていたし、とにかくさっぱりと小綺麗に片付いておりました。ほんとに不思議なぐらいに。

動物の専用部屋も、ほとんどのゲージを自分の部屋に移動させて、そこにぽっかりと空いたひと部屋がありました。
結局、そこにあの子の亡骸を置く場所になったのです。




昨日は「明けない夜はない」と、はるかとチオちゃんに固執する生き方はもう終わりにしないといけないと気づき、そんなふうに書きましたが、

今日は、再び体調不良。アップダウンの繰り返しに疲れています。
体調というより心情不全という方が当てはまる。
これもまた、どうしようもありません。
世の中も、他人も、そして自分自身のココロも思うようにはいかないということです、気づくのが遅い???かな???

私もモノを処分して、早くスッキリしたいので、今1番したいことは片付けです。

いつでも誰が見ても、ほほ〜よく片付いてるね、などと言われてみたい。ワタシの淀んだ心がスッキリするような気がする。

断捨離が得意なひともいるようですが、私は苦手です。

小さな布きれ1枚、落書きのメモ、たくさんの絵、写真、そして、遺品、見事に整頓してみたい。渇望感です。

最近、身体が小刻みに震えているのがわかります。

連休は嫌いなんです。
なぜなら、あの子が何か大変なことをして、治療入院先を見つけるのに、それがなぜかいつも連休中が多くて、病院探しに奔走したのが連休が多かったからです。
私は電話で必死に受け入れ先を探しまくっているので、元オットに、はるかが出ていかないように見張っててね、と言いました。それなのに、元オットは黙って散髪に出かけ、その間にはるかがまた失踪し、大騒ぎということもありました。
こんな時に何で目を離すの⁉️と私が怒ると、今日しか散髪に行けないからと、ぬらっと答えられたのには絶句しました。

そんなことが多かったのがいつも連休で、だから、連休はとても嫌いなんです。

この頃、あんなに書いていたblogの作文にもなぜか力がはいりません。


小説「アルジャーノンに花束を」をゆるゆると読んでまして、もうすぐ終わりなんですが、
低知能から不思議な手術によって、劇的に賢くなったチャーリーの脳機能に突然変化が起きて、知能が退行していくところです。
この小説ははるかが好きだったと後で聞いたので読みましたが、
知能の退行は、今のどろりとした気分の私は少し似ているかもと感じたり、最後のページのあたりに、たぶんはるかの落とした涙で、本の紙がよれていたりしてるのを見たりして、
あー、今、読まへん方が良かったかなとか思いました。でも遅かりしです。

死者と共に生きるということは、特に自死の場合、本当は辛い苦しい事です。

遺品の整理もむずかしいですが、がんばらないと。

それは私にしかできないことですから…

今日は落ち気味の雑感になりましたが、
それでも、あえて、
「明けない夜はない」
ことは確信しています。
そうだね、といってほしい、ヨミちゃん!!!ごめんよー。

しんどくても明日は必ず来るもん。

人間がこの地球を破壊しないかぎりは。

最後は自分。

人間はもともと孤独なもんなんだ。

若い時より衰えが入っているのにもかかわらず
、課題はかなりほんまに多しであります。

はるかはもともと早くこの世におさらばする運命だったように思います。悔しいけれど。そう思わざる終えないと、あの子の遺したモノをなでまわしてみて、改めてそう思います。

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くだらん駄作ですが、ごめんなさい。

そんなに、空より高いところに行きたかったのかなあ……とつくづくおもわれます。

だから、よかったね、はるかちゃんというしかありません。

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「はるかの絵の本」できました。こちらです




天国への階段はどんな感じだったか、教えてほしいです。はるかちゃん、チオちゃん。  

私にはまだまだなんだね。解ってるよ。
おやすみ。
迎えに行ったるよ、というときはおしらせください。お願いしまーす。