はるかと私は、小さい時いつもいつも一緒にいた。


いつも一緒に行くスーパーで、私は料理に割と熱を入れていたから、いろんなのをたくさん買い込むことが多かった。

でも、それを残さず、使い切ることも出きないことが多かった。

はるかはそーゆー母親の癖を知っていたのだ。


スーパーで、野菜売り場から入って、大根買う時、一番白くて太くて長いのを選ぼうとするワタシ。その横ではるかちゃんは、私に、半分のにしーよー、と言う。でもでも~と私が言うと、「どうせ全部使いきれへんやん!半分半分!これでえーから~」と私に言って、大の大根1本を半分の大根に入れ替えるのだった。

はるかちゃんは賢かったね。ほんまにそうやったー。冷蔵庫の野菜室はいろんな野菜のかけらでいっぱいなのを黙って静止していたんだ。

こないだ、はるかの好きだったお鍋をしたよ。シンプルでとても美味しいかった。はるかちゃんの大好きな味だったね。

なんであんたがおらんのかが時々わからなくて、錯乱する。

でも生きるのは食べること、
自分のためだけじゃなくて、人のためにも生きることやな。
決してヤケクソになったらあかんのや。

アンタの分も食べさせてもらったで。

スーパーでいつも泣いてしまう、ってだいぶ前、記事に書いたけど、少し回数減ってきた。でも、大根買うのに、また思い出した。

私をいつも守ってくれたはるかちゃん、かえって来て欲しい。でも、それは虚しい言葉やから、、、私が少しずつ乗り越えるしかない。



大根はね、半本、買うようにするよ。笑


<a href="リンクアドレスhttp://s.ameblo.jp/kitchen-haruo/entry-12097017709.html" target="_self">よかったら大根ひらひら鍋、こちらです。おいしいよ♡</a>