ひと月ほど前、
父についてブログに書いた。
電話番号は聞いて控えていた。
ある朝、アイホンの住所録を見ていたら、間違って押してしまった。慌てて切ったら、直ぐに父から電話がかかってきた。
月並みな会話を少しだけしてから、私には話しをする余裕がなかったので、、とりあえず住所を聞いた。
「手紙でもおくってくれるのか?」と父は言った。
ある夜、
そばにある紙に、思いつくままに書いた。
少しお酒が入っていて、心の奥底の気持ちを、するするとペンが勝手に書いてくれた。
私はそれを清書し直さなくちやと思ったが、、友人に見せたら、、このまま出した方がいい!清書なんかしないで、、このままだからこそ本心が出ていい。
この文章を読んだらお父さん、泣くよ、きっと、と友人は強く言った。
そのまま送った。
すると、住所あてはまらないと返ってきた。よく見ると、通り名が抜けていたので、、また切手を貼り直して、また投函した。
それから、私はインドネシアに行った。きっと、あれ読んでるんだろうなあ、と思いながら。
帰った日にpostをみたら、
また、配達できませんって、、また戻っていた。。。
何でなんだろう、、、
私は親とつながる事はないんかな、、、
ふっと、思い当たった。
父は、母と離婚した後、、たくさん色んな仕事をして、、成功も失敗もたくさんして、、
名前を、幾つか、使っていたらしい。
ある時、私のうちに桃の箱が届いた時、何故か、母の苗字に父の下の名前が書いてあった。。。
それから、また、入院してる父を見舞いに行った時も、、入院患者の中に見当たらず、、もしかしてと思って聞いたら、母の苗字を使っていた。(離婚してるにも関わらず!)
そう、だから、
私はそんな事、思いもよらなかったし、父も名前について何にも言わなかったから、私の知ってる父の名前を書いていたのだけど、、多分、母の苗字の名前で生きているのだろう。だから届かなかったんだ。
名前については、、腹がたっているし、呆れている。
もう疲れちゃった。
そのまま、テーブルの上のカゴに突っ込んだまま。