人には〝領域〟というものがあります。
ここからここまでは来てもいいけれど
この一線だけは、超えてほしくない。
軽々と触れてほしくない。
そういう部分を、私たち皆が持っています。
もしあなたが、身近な人の言動で傷ついたり、不快な思いをしているのであれば
あなたの身近な人は、あなたの領域を超えて
あなたと付き合っているのかも知れませんね。
心の内側には、デリケートな部分があるから
たとえ親しい人であっても、土足でズカズカと入り込まれると
苦しくなっちゃったりするよね
つい他人に
心の内側をかき回されるような気持ちになったりして
人付き合いが、嫌になる。
…そんな覚えのある人は
自分のことを、相手に伝えてみてね。
ここからここまでは、してもらって構わないけれど
これ以上はやめてね。
ということを伝えてみて。
そういうことされると、私悲しくなっちゃうから…
ということを伝えてみて。
相手は、好きであなたが嫌がることをしている訳ではないんです。
（話の通じない馬鹿も、まれに居ますが）
多くの場合
あなたの超えてもらいたくないラインを、
触れてもらいたくない部分を、
知らないからしているだけなんです。
単純に、ボーダーラインを知らないから
土足で心の内側に踏み込むようなことを、してしまうんです。
また、優しい人ほど
相手の行為に、悪気がないことが知っているから…
多少のガマンをしてでも
相手を受け入れてあげる…
そういうことをしている人も、いるかも知れない。
だけど、ガマンを続けていると、その人と一緒にいる時間が苦しくなっちゃうよ
本当は仲良くしたい、大切な人なのに
自分がガマンをしているせいで、その人と一緒にいる時間が苦しいものになってしまったら…
悲しいよね。
だから、
大切な人にこそ、あなたのルールを伝えてあげる必要があるんです。
あなたの側にいる人に、
あなたのことを伝えてあげてください
そのルールは、
けしてワガママとか、自分勝手なものではなく
あなたと相手の人が、同じ空間で
お互いに心地よく過ごすために
必要なものなんです。
だけどもし、あなたが自分のルールを
ちゃんと伝えたにも関わらず
相手の人があなたの嫌がることをし続ける…というのであれば、
その人からは離れた方がいいのかも知れません。
あなたが守られるための、大切なルールを破ろうとする人は
あなたの側には居てもらわなくても
いいのではないでしょうか。