先週末、別居の夫の両親家族がコロナ感染したと連絡が来て
毎日毎日大変な事が次々に起こりましたえーん

ただいま、絶賛疲れ果て中です。

まずは先週土曜日に、金曜日に熱があり膀胱炎を疑った(何故コロナだと思わないのか?)義母80代がかかりつけの病院に普通に行き
熱を測って、三十八度を超えていた為別室へ

医師が遠巻きに、尿検査に異常がないので、念のため薬は出すけど発熱外来に行きなさいと言われる。
でも、なぜか義母はこの日は帰宅ショボーンどうしてすぐに行かないのか?

次の日、発熱外来のあるクリニックを受診、コロナと診断される。

夫の両親は10歳違いの夫婦で、義父は90歳代です。

義父は認知症ですが、義母は愛ゆえなのか、お父ちゃんが可哀想と検査を受けさせていないので程度は不明ですが
短時記憶はありません。
それでも、お元気な時は穏やかに余生を送っていたのですが、コロナで一変しました。

まず、義母がコロナでも、義父は理解できない為に義母を探し回り、身の回りのことも義母が頼りなのです。
義父に感染するのは時間の問題でした。

義母は義母で、私たちにわりと依存しているのでコロナに感染後もベッドを夫に動かして欲しいとか、急に義父が動けなくなった(コロナで発熱した為)から助けて欲しいと真夜中に電話があったり。

幸いというか何というか真夜中の電話は夫が気づかず朝になってかけ直しましたが
ベッドを動かせとかは、無理です。
夫は高血圧、肥満でリスク高すぎるので、瞬時に私が断りましたキョロキョロ

大変な事は理解できるし、できる事は助けたいと思うけれど
それは、感染しないとわかっている行動のみです。
義母はその辺りがよくわかっていないのです。

そんな時に、義父がトイレに立ち上がって行けなくなり、オムツを買ってきて欲しいと。

買い物は1日何度も要請があるたびに買いに出ていましたし
朝一番でお店が開くと同時にオムツを買いに行きました

それと共に、私方の荷物を義父母の家の奥の倉庫に預かってもらっているのですが
その中に、ほとんど使われていないポータブル便器があるのを思い出しました。

バブル絶頂期に私の父が買った物ですが、見た目はほとんど一人用の肘掛け椅子で
小引き出しが付いていて、今はこんなデザインないやろなぁという感じの高級感爆笑
当時でもかなりお高かった記憶があります。

ほとんど使わないまま、父は旅立ち。
勿体無いと私の母が取っておいたのが嫁ぎ先の倉庫にあると言うキョロキョロ

お義母さんもそれを覚えていて、取りに行きたいけれど
お義母さんは、股関節が悪く両足チタンの、人工関節を入れる手術をしているので重いものは持てません。
もちろん高齢ですしキョロキョロ

そこで、私が持って行けるところまで持って行くことにしたのです

でも、絶対に感染するわけにはいきません。
私が倒れたら誰も動けなりますから。

そこで、考え抜いた作戦は

手にはグローブ、マスクは手持ちのkn95
アルコールスプレーを持って!!

まず、倉庫から件の椅子を取り出してきて

お義父さん宅の玄関前、思い切り深く深呼吸をしてから、ドアを開け
早足で、息を止めて
リビングのお義父さんのベッドの横に設置!
驚いているもちろんノーマスクの義母に手を振りながら、退散しました笑い泣き

玄関を出るまで、一分近くノーブレスで。


ありがとう、、私の心肺機能笑い泣き


車に乗る前にグローブを外してビニール袋にマスクと共に密閉。

手にもアルコールをかけて。


私はナウシカと違って、マスクは外さないけれど。
肉体的にも精神的にも、ものすごくくたびれたし、本当はこんな危険なは事やりたくなかったけれど
頭のどこかで、もし自分の親だったら?という言葉が浮かんできたのです。
高齢のお二人がコロナでとても大変なのがわかっているので
娘がいないからと、色んなことも大目に見てくれている義父母。

私の出来る事は最低限やってあげなければという気持ちもありました。

幸い、サチュレーションが一時期80代後半になった義父もお薬を追加してもらって何とか上向きになってきて

やっと今日落ち着いてきました。
義母がよくわからない事を言ってくるので、それもコロナのせい!ととりあえず片付けて笑い泣き

高齢の夫婦がコロナになったら
それも認知症がある時は更に過酷です

しみじみ考えさせられたこの一週間でした