うちにはもう小さな子供はいません。
それぞれ大人になって巣立ちかけている感じです。
そんな子供たちですが、パンやキジ猫つながりで親近感を抱いて見始めたブログがあります。
当初はお子さんがいらっしゃらず、キジ猫を飼ってらっしゃったその方も
今は、子育てに追われながらもパン作りを頑張って
とても生き生きと生活されてらっしゃいます
いつも、自分の昔を思い出して
ワンオペ育児にエールを送ったりしているのです親戚のおばさん気分でしょうか。
そんなブログにお子さんの大変だった耳掃除の記事を読んで思い出した事があります
うちの次男は色々な事をしでかしてくれる子でしたが
ある平和なはずの日曜日のこと
4〜5歳の頃に、私の目の前で拾ってきたBB弾を机の上で触っていたのです。
夜店で当たった銃は(お兄ちゃんを狙うので)危ないので、どこかへ行ったことにして隠していたのですが
弾は何処かにあったんだと思います。
何気なく見ていたら、フット弾を耳の中へ入れたのです
びっくりして飛んでいくと、自分でもヤバイと思ったのか、取ろうとして指を入れたら、、、更に奧に入ってしまったのです。
パニックになりかけている次男をなだめて、ライトを照らして見てみたのですが、取れそうなところには無いので
近くの総合病院に、電話をかけてみました。
日曜日だったので耳鼻科の医師は不在ですが
外科の医師でよければ診ます。との事でしたので急いで病院に
担当のベテランそうな外科の医師が、耳の中を不慣れな耳のライトを使って診てくれた結果
すごくすっぽり入って、耳道にジャストサイズすぎて
ピンセットが入らないし
無理に入れたら傷つけたり、更に押してしまうかもしれないから、月曜日になったら耳鼻科に行って欲しいと言われました
月曜日まで、我慢出来そうもない次男に向かって
リラックスさせようとしたのか?「大丈夫だよー。取れなかったら、その時は僕が切ってでも取ってあげるからね!」と
それまで、我慢して、お医者さんが取ってくれると信じてなんとか泣かないでいた次男もとうとう大泣き
あまりに泣いている(医師が泣かせた)ので、外科の医師は申し訳なさそうにしながら、どこかへ電話をしてくれたのです。
「わるいなぁ、◯◯先生。
子供さんなんやけど....」
と。
相手は耳鼻科の医師でした。
申し訳ないことに、お休みだった医師をお呼び出しして下さった様でした
しばらくすると、カジュアルな服装の若い耳鼻科のドクターが来てくださり
次男の耳を診てくれました。
「うーん。ホンマにぴったりやなぁ。ピンセットも入らんわ。」と
しばらく考えて、看護士さんに唐突に
「アロンアルファ持ってきて!」
と
看護士さんも驚いて「アロンアルファ?ですか?」と言いながら何処かへ。
まさか、まさか、、、それを使うの?と、私達が思っていると
看護士さんが、見慣れたアロンアルファを持って登場!
医師は次男に先生が良いと言うまで、絶対動かないことを約束させて
鉗子の先にアロンアルファを付けて、次男の耳の中に
じっとしててなぁ。
まだだよー。
あと、30数えようか。
と、気を逸らしてくれたので、次男もココばかりはちゃんとじっとしていました
「ハイ良いよ」
と言われて見れば
医師の手の先には
BB弾付きの鉗子が、握られていました
もう、ドクターに後光が射して見えましたよ
休日診療だったので、5000円を支払うことになり
お休みのドクターにもご迷惑をかけてしまったという。
本当に、大変な思い出です、、ホントに取ってもらえて良かった。
耳鼻科と言えば思い出す
BB弾一つが、こんなことをも引き起こすという珍事でした。