今日は入居者さんの100歳のお誕生日でした。

そもそも、お誕生日のお祝いのしかたが画一的だと感じた2ヶ月ぐらい前・・・



ご家族の来所はなし。


おまかせします、と。
悲しいけど、こんな現実もあります。


【じゃあ、私たちがお祝いしよう!!私たちだって家族じゃないの】

この私の一言から始まりました。
100年生きてくれてありがとうの感謝の気持ちをこめて。。。


普段はスウェットだから、スーツきてもらいましょうとスーツを調達してくれたスタッフ
難聴だから、マイクを使って話しましょう、なるべく多くの職員に と案を考えてくれたスタッフ
お会いしたこともない亡くなった奥様の写真を必死に探すスタッフ
まだ、当時新人として入って間もないのに、くすだまは僕が作りますといってくれたスタッフ

案は次から次へと出ました。
料理は、思い出の品のケンタッキーにしよう、
奥様の好きな花束をプレゼントしよう
入居者さんみんなとスタッフで家族写真を撮ろう

なんかこのままではただの言いだしっぺになってしまうと思いましたが・・・


私がしたことは
このひとこととケーキ作り。
もうひとつ。
色んな部署の職員に当日お誕生会に参加してもらえないか
お願いして回ったぐらいでしょうか。


今日。。。

沢山の職員にお祝いの言葉をいただけました。
施設長、生活相談員、看護師、介護員、栄養士・・・・


男性の入居者さんだったんですが
泣いていました。



生きててよかった、
ありがとう、みなさんに支えてもらいながら明日からも頑張ります

って言ってた。


私。


その言葉聴いて、
もらい泣きしてる入居者さんと泣きそうになりました。


生きててくれてありがとう。
出会ってくれてありがとう。
ここに居てくれてありがとう。


今日の感動をありがとう。


私は、今も不安障害と闘っています。
今日も、間抜けて心療内科へ行ってました。
あることに対し、未だに恐怖感が頭から離れず、発作が出てしまうのが現状です。
先生に、自信をもっていいんだよ といわれました。
自分を認めて自分の姿勢を信じなさい と。
そうすれば、きっといつか薬を飲まなくても私の不安や恐怖はなくなるから と。
中間管理的な立場にいる自分にとってはこの発作が起こるきっかけ、かなり致命的です。

でも、入居者さんの顔を見て、
ご家族のありがとうを聞いて

入居者さんの1日は、私なんかの1日よりもっと尊くて、かけがえのない時間。

前向きに共存し、受け入れていけば
私が笑うことも増えて
入居者さんの明日もまた違う明日になるのかななんて思ってしまいました。



今日、お誕生日を迎えた入居者さん。
帰りにこっそり居室をのぞいたら、日記を書いてました。
嬉しかったんだろうなー。

1日1日がいい記憶に残る毎日であってほしい。


いつもは書けませんが、
時間があるときはまた少しずつ介護日記を書いていこうと思います


今日は、1睡もしていないのでもうねます☆

おやすみなさい。


えみー