メレンゲハウスの店長のすだっちです。
今回は3月3日(木)~14日(月)二子玉川東急フードショーで販売される「メレンゲアート」についてご紹介します。
メレンゲアートをはじめて知った人も、プレゼントでもらった人も、ホワイトデーのお返しでもらった女子にも一通りの事がわかるように説明していきます。QRコードから来た人、ありがとうございます。

これを読めばメレンゲアートが単なるメレンゲのお菓子ではなく、メレンゲの達人による完全手作りの芸術品とでも呼べる「奇跡のメレンゲ」であることをご理解いただけると思います。
文章を読むのが面倒という方はパティシエのインタビューから作り方までyoutube動画にアップされていますので、そちらをご覧下さい。
メレンゲアートについての動画(Youtube)
メレンゲアートを手にした方へ簡単に特徴をあげていきますと・・・
●「メレンゲアート」という言葉は店長が作った造語なので、検索したらメレンゲハウスしか出てきません。
●材料は、ほぼ卵白と砂糖なので腐りません。食べるのが勿体無いという方はずっと飾っておいても大丈夫です。
●こがさないように低温でじっくり焼いて作るので完成までに3日以上かかっています。
●チョコレート細工、アメ細工、マジパン細工のテクニックを使い35年かけて独学で培ってきたものなので、パティシエ鈴木廣明にしか作れない商品です。
●一つ一つハンドメイドで作るので全く同じものは2つとありません。
●左右対称に絞る技術がないと作れないので、かなりの技術を要します。
●発送できないお菓子なので、店舗に来た人しか入手できません。
●お子様の手の届くところに置いておきますと、すぐに食べられてしまいます。ご注意を!
●TV「メレンゲの気持ち」にて石ちゃんに「まいうー」いただきました。
という感じです。
どうです、少しは珍しさは伝わりましたでしょうか?
もともとメレンゲアートは「お菓子の都」ウィーンの宮廷菓子として要人らを魅了したとされるメレンゲ細工菓子でした。
その作り方は現地でも門外不出で、ほとんど知られていないものでした。
約40年前にヨーロッパで修行中に、ふとショーウィンドーでみたメレンゲ細工の可愛さに感動したパティシエが自分でも作りたいと決心。
ただ、マニュアルがないので、材料から作り方、絞り方、焼き方、色のつけ方、全てにおいて失敗を重ねながらオリジナルのお菓子として作り上げてきました。
失敗しながら、くじけながらも、かわいいメレンゲの動物や人形を作りたいという想いから続けてきまして、その過程を聞いたら、プロフェッショナル「仕事の流儀」や「情熱大陸」で取り上げられてもおかしくないくらいのエピソードは持っていると思うので、ぜひ取材してやってほしいです。
とにかくメレンゲにかける情熱と愛情はすごいものを持っておりますので、メレンゲに関しての知識とテクニックは半端なく、日本一といっても過言ありません。
メレンゲ菓子というとケーキの上にのったサンタとか、お菓子作りで余った卵白を使うために作るイメージがあり、味もそれほど・・・というイメージかもしれませんが、さすがパティシエの作るメレンゲは普通のメレンゲとは一味も二味も違います。
焼いて固める「メレンゲ」と冷やして固める「チョコレート」を一つにしてみたり(セコワ)
泡立ちが崩れてしまい、なかなか作れなかったマンゴー味のメレンゲもついに完成させたりと他にはないメレンゲ製品も生み出しました。
メレンゲアートに関しては本も出版しております。


(材料から作り方、型紙まで載っていますが、プロでも作るのは難しいようですが)
Eテレのお菓子番組「グレーテルのかまど」メレンゲの回にて番組内でもメレンゲアートが取り上げられられましたし、番組のプロモーション用メレンゲも、ツノの立て方が難しいという事で、パティシエが作りました。


メレンゲアートは作り方が難しいだけでなく、パーツごとに低温でじっくり焼く事が必要なので、とても手間のかかる商品です。
それに大手ショッピングモールからも通販の依頼を受けましたが、なにせ手作りで数が作れないのと、発送すると壊れるので、店舗に来た人にしか入手できないという代物です。
そんなメレンゲアートですが、パティシエの甥である私が店長として販売していた二子玉メレンゲハウスも2015年の3月で閉店しました。後継者もいないので、パティシエが作らなければ、2度と見る事がないと思います。今回の東急フードショーにて行われる期間限定出店の為だけにわざわざ作ったものなので、最後のチャンスかもしれません。
そんな想いのこもった貴重なメレンゲアートです。
入手した方、プレゼントされた方、そんな想いを少しでも感じながら食べていただければ嬉しいです。
食べるのがもったいない方は飾ってあげてください。
二子玉メレンゲハウス
店長 須田拓磨