中学の時に体育の先生に僕は自己中だと何度も言われた。僕は自分が自己中なのだ、だからそれを直さなければならないと思って、何度もそれに気が付こうと努力をした。しかしわからなかった。最近になってようやくそれは僕が自己中だからではなくて、その先生が僕のことを自己中だと思うからであるのだと分かった。だからそれはその先生にとって真実であり、そうでない人にとっては真実であるかは別問題なのだと思った。そしてその先生がなぜそういう風に思ったのかを考えてみると、どうやら僕がその先生の思い通りにならないからではないかという結論にたどり着いた。そこで僕はようやく自分を責めることがなくなって安心した。僕はある人にとっては自己中に映るかもしれないけれど、そうでない人には自己中には映らない。体育の先生というのは嫌いだ。