流行に疎い我が家にも、とうとう‘’あの‘’波が押し寄せてきた。
ボンボンドロップシール現象。
ウチの小4娘。
クリスマスの3日前になって突然サンタさんに、
「シール帳とボンボンドロップシールをお願いする!」
とか言い出しまして。
その時はギリ間に合ったけど、当然シールはボンボンドロップシールのそっくりさん。
(奥義:Amazonプライム)
そして2月現在。
若干放置気味だったシール帳熱が、習い事のお友達との交換を発端に再加熱したようで、思い出したようにシール売場へ足を向けるようになった。
そんなスロースタートだったのと、私がさほど協力的じゃなかったこともあって、2ヶ月経っても正規品は手に入っていない。
(世知辛い)
でも、習い事の心優しい友達が交換してくれたりして、数枚だけは娘のシール帳でキラキラと輝いてる。
(確かにカワイイ)
昨日、連休明けで学校に行った娘は、近くのディスカウントストアでボンボンドロップシールが売られてるらしいと情報をつかんで帰ってきた。
大人的観点で言えば、そのお店は主に「メーカー処分品」を扱って格安で販売してるので、メーカーですら休日返上で生産しているという状態の品物があるわけない。
でも…、それを説明したとしても、娘的には実際に見てみないと気が済まないだろうと思い、店へ連れていった。
するとそこには…、
確かにそれっぽいシールの山!
どれもぷっくりしてて遠目にはかわいいけど、やはり正規品ではなかった。
でも娘は、裏の説明書きが「日本語」であれば正規品だと思ってるらしい。
真実を伝えようか、どうしようか。
(超葛藤)
正規品だと思っていざ交換ってなった時、お友達から「それ、偽物だよ?」って言われた方が傷付くかもしれない…。
(正解迷子)
そう思い、言葉を選びながら慎重にこう伝えた。
「あのね……。これね……?残念ながら、正規品(ホンモノ)じゃないみたいなのよ…。ホラ、会社の名前が違うのね。でもね…、正規品は今なかなか手に入らないから、買えるまでのつなぎで少しだけ買うのもアリなんじゃない?ぷっくりしててかわいいし。」
正規品じゃないと分かってて買うなら、問題はないはず。
それに運が良ければ、そのうち手に入ることがあるかもしれない!
(希望的予測)
娘は少し考えて「そうだね」って言いながら、楽しそうにシールを選んでいた。
まさにその時!
颯爽と現れた、眼鏡っ娘中学生(推測)とその母親らしき人物。
私の中のレーダーが警報を鳴らす。
(割と精密)
あの立ち方、腕の組み方、視線のやり方、距離感…。
もしかして、あなた方は……(震)
すると、眼鏡っ娘中学生が大きな声でこう言った。
「これって、偽物じゃん??」
「可愛くないよね(笑)」
やっぱりシール警察だったー!(涙)
眼鏡っ娘巡査は大きな声で、なおもこう続ける。
「私のボンボンドロップシールはさ~」
隣の母親にうんちくを語りだし、母親はしきりに頷いている。
それ今言わないでぇー!
(娘の耳を塞ぎたい)
マジでやめてぇーーー!!
(心の中で大絶叫)
楽しそうにシールを選んでいた娘の手が、ピタリと止まった。
(あ…、気付いたか?)
そして、小さな声で私に聞いてきた。
「これ…、かわいくないのかなぁ……?」
やっぱり聞こえてるぅぅー!(泣)
(不運)
眼鏡っ娘巡査は、おそらく悪気はないんだとは思う。
母親にちょっと知識を披露したかったのかも知れない。
(そんなお年頃)
でもお願い!せめて子供がまわりにいるときだけは……
やめて頂きたい。
(切実)
その後、「やっぱりいらない…」と、ションボリした娘を見てこう思った。
コロナ禍、TSUTAYAの抽選で‘’あつ森仕様のニンテンドースイッチ‘’に見事当選したあなたのママが、ここらで本気出してみせましょうぞ!!
(気持ちだけトップギア)
でもそこで、一生分の運を使い果たしてた可能性は限りなく高い…
チリン…