お米がえらい値上がりし始めて、1年以上がたつ。
「ななつぼし」や「あきたこまち」が5kg2000円以下で買えた、あのハッピーデイズはもう戻らないものか…。
(脳内BGM:想い出がいっぱい)
そんなお米に代わり、最近うちの食卓で脚光を浴び始めたこの者たち。
君の名は…。
(脳内BGM:前前前世)
そう、「うどん」
なぜか今年から、うちの娘は毎朝「素うどん」を食べて小学校へ行くようになった。
(本気の具なし)
だから我が家では需要が急増しているというのに、うどんへの値上げの波は容赦がない。
半年前まで3玉で105円だった国産うどんが、今では160円という値上がりっぷり。
地味に家計を圧迫するのよ……。
そんな時。
地元スーパーのチラシに、運命の時がやってきた。
国産うどん 105円
フッ…、いい頃合いだと思っていましたよ…。
これは…、行かねばならぬ…
チリン…
でも、そうは言っても、足取りは重い。
外は極寒、しかも雨。
極めつけは…、まだ化粧すらしてない。
(今日は土曜日)
しかし…。
「来週からのうどんの在庫がないですよ?」
そう言いたげな冷蔵庫の空きスペースを直視し、イヤイヤながらスーパーへ向かう。
そして…、スーパーのうどん棚の前で私は固まった。
「……ない。」
It's all gone!
(カルロス・ゴーン?)
(あ、ゴーン違い?)
またもや、
「ご好評につき売り切れました」
この張り紙を目にするとは、なんたる悲劇!
(大げさ)
ご好評すぎるのではないか…?
(脳内BGM:そして僕は途方にくれる)
ふと隣を見ると、同じメーカーの「讃岐うどん」だけが僅かに残っていた。
こちらも安売り価格。しかし…。
私が狙っていたのは「玉うどん」
残っているのは「讃岐うどん」
サッ……、と風のように、残りの5袋全てをカゴに入れ、その場を離れてスマホを開く。
そして、囁くようにGoogleに向かって問いかける。
(ちょっと恥ずかしい)
「玉うどん」と「讃岐うどん」の違いを述べよ。
(論文?)
なるほどなるほど…。
どうやら、主な違いは“コシ”らしい。
ふむ……、なら、よかろう。
(エラそう)
長く煮てしまえばいいだけの事よ……🎐チリン…
(娘は柔らかいのが好き)
誰かが淋しい思いをしないよう、そっと一袋、棚に戻しておくとする。
(4つで充分なだけ)
あぁ、それにしても…、またしても私は学んでしまった。
何事も面倒くさがってはいけない。
(⚠️2度目)
そして、うどんの特売にも決して気を抜いてはならないと…。