今日の夕方、娘のバレンタイン用友チョコづくりで、ラッピング用の袋がないことに気付いて買い物に出た。
(大迷惑)
今日は、土曜日。
いつものパターンなら、イチゴが安くなる。
スーパーに行くと案の定、398円(税抜)で入り口正面に並んでいた。
スーパーのセンターポジションに堂々と鎮座しているその姿は、AKBならば、前田敦子か、高橋みなみか、はたまた大島優子か。
(微妙に古い)
フライングゲットを脳内で口ずさみながら、残り少ないイチゴの中から、最適解のパックを探す。
(AIか?)
なにせ時は既に17時半。
最良の粒を探すのなら完全に遅すぎるし、むしろ5パック残っていただけでもミラクル。
恐らく、大量に仕入れてくれたのでありましょう。地元密着スーパーに感謝致します…
(本気100%)
少ない中から選んだパックをカゴに入れ、奥へ進んでいくと見慣れたお勤め品コーナーがある。
(主戦場)
ただ、夕方のこの時間は、このコーナーにはほぼ期待できない。なぜなら、既に買われていて空っぽか、葉物野菜が少しあるのみ。
そう思い、足早に通り過ぎようとしたその刹那。
何だろう…?
お勤め品コーナーに漂う、いつもと違う気配。
近づくと、小さめの「箱」が視界をかすめた。
おもむろに覗いてみると、空っぽだと思ったその箱の中に入っていたのは、まさかの…。
「とちあいか」
赤と黄色の「お買得品」と書かれた、美しいテープが巻かれている。
Mamma mia!!
200円とは!!!
一気に戦闘フラグが立ち、素早くいちごパック内の粒に視線を走らせる。
色、良し!
粒、良し!
潰れ、ナシ!
痛み、ナシ!
パック裏側、良好!
3、2、1…Fire!!
素早く3パックをかごに入れ、風のようにその場を離れようとしたその時。
私の後ろ側で様子を見ていたおばさまが、イチゴに近寄ってきた。
邪魔にならぬよう、足早に去る…。
そうね…、先鋒からご報告します。
残っていた3パックは、少し若めなのか色づきがやや薄めで粒も小さく、どちらかといえばジャム向きでした。
(粒が大きいのは私のカゴの中)
おばさまは、お気に召すかしら?
どうか良い出会いでありますように。
そして、カゴに入っていた398円(税抜)のとちあいかを、そっと元の場所に戻した。
ああ…。
こういう“思いがけない出会い”があると、人生が豊かになる気がする。
(大げさ)
まさに、
La vie en rose…
チリン…