杖 エース~海原を渡る橋(逆位置)
Message from the card
ーKeywordー
【熱意・達成】
何もかもを手にする必要はありません。自分自身と熱意を大切に。
-恋愛-
一人で決めて行動するよりも、相手と話をすることが重要です。
-仕事-
才能があっても、野心が欠けていることが、慢性的な不自由さを感じさせている原因のようです。
-対人-
自分自身や他人に対して、多すぎる要求が出てきそうです。
カードの意味
ラーマの妻シータを誘拐し、ランカの捕虜として置いていた悪魔の王ラーヴァナは、海を隔てた金の街、ランカ島の要塞にいて、自分は安全だと思っていました。
しかし、ラーヴァナは、「橋が海原の上に架けられた」という信じられない結果に驚いています。
ラーマが、それを成し遂げたのです。
*『ラーマーヤナ』は、古代インドの大長編叙事詩です。ヒンドゥー教の聖典の一つであり、『マハーバーラタ』と並ぶインド2大叙事詩の一つでもあります。サンスクリットで書かれ、全7巻、総行数は聖書にも並ぶ48,000行に及んでいます。成立は紀元3世紀頃で、詩人ヴァールミーキが、ヒンドゥー教の神話と古代英雄コーサラ国のラーマ王子の伝説を編纂したものとされています。
この叙事詩は、ラーマ王子が、誘拐された妻シーターを奪還すべく大軍を率いて、ラークシャサの王ラーヴァナに挑む姿を描いています。ラーマーヤナの意味は、「ラーマ王行状記」です。
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