ーKeywordー
【堕落】
成功や安心がマイナスに働かないように注意して。
-恋愛-
相手に対して、まだできることは残っているようです。
-仕事-
手抜きは禁物です。
-対人-
怠け者か、幻の幸せを生きている人には、注意して。
カードの意味
シヴァはついにパールヴァティと結婚し、その喜びは神々の領域に広がりました。シヴァは彼らに救世主が現れることを約束しました。彼の息子スカンダはすぐに生まれ、ターラカを殺すことになったのです。
至福の中でシヴァは、カーマを復活させることに同意したことを、皮肉っぽくコメントしています。「私は、今、カーマの支配の下にいるのではないですか?」シヴァの怒りが無効なはずはありません。カーマは、良いカルマが将来人の体を得られるほどになるまで、無形のままでした。
シヴァとパールヴァティの結婚は、今日に至るまでのほとんどすべてのヒンズー結婚式のためのプロトタイプです。カジュラホにあるカンダーリヤ・マハーデーヴァ寺院がこの神の結婚式のいろんなステージの一つを巨大な彫刻で現しているので、他の無数の寺院でもそのように象徴的に再現されています。他のどのエピソードにも存在しない、最高の幸せへの頌歌として、文化的な響きを持っています。これはヒンズー教徒がラブストーリーと考えるものです。愛は家族を結びつけなければならず、社会の仕組みを壊してはなりません。野蛮で、コントロールのきかない、風変わりなシヴァでさえ、宇宙の法則に落ち着くのです。彼はダルマの例となります。この再統合を社会のメインストリームとして完了するために、偉大な神ブラフマンは、式典を統括する聖職者の役割をします。ヨーギの孤独により蓄えられた力は、今、社会と世界の幸福のために使われることとなるのです。
*ロータスのスーツの物語は、 西暦400年前後、サンスクリット文化の花開いたグプタ朝の繁栄のもとに活躍した、サンスクリット語の詩聖、カーリダーサの『クマーラ・サンバヴァ』という詩〔クマーラ(シヴァ神の息子)の誕生の意の詩篇〕からきています。
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