円盤 女王~ハリティー(逆位置)
ーKeywordー
【物質的な豊かさの追求】
どんな妥協が、あなたの欲求を達成することを妨げていますか?
-恋愛-
わがままになっていないか、自分でチェックしてみてください。
-仕事-
慢性的な不安におぼれないで。やっていることは、理にかなっていませんか?
-対人-
「息苦しい愛」を感じていませんか。
カードの意味
夜叉の王であるクベーラの部下、夜叉パーンチカの妻であるハーリティーは、母性と保育のエネルギーを過剰に持っていました。彼女には、百人のわが子がいました。しかし、彼らだけでは、彼女の欲望を満たすのに十分ではありませんでした。彼女は貪欲さのはけ口として、子供を誘拐し始めました。一般的なネガティヴな説では、彼女は彼らを食べていたことになっていますが、実際は、彼女は彼らを彼女の子どものための同朋としてネバーランド(理想郷)で楽しませ続けました。失われた子どもたちの両親は、介入するよう仏陀に訴えました。彼は、鬼子母神(ハーリティー)のお気に入りだった彼女の末っ子を隠しました。そして、彼女が恐怖と心配で必死になるまで、待っていました。「自分がされたくないことを人にしてはいけない」という古い訓戒とともに。そして、鬼子母神は、その日から、幼い子供の後見人に任命され、すべてが順調に終了したのです。
*仏陀の生涯は、2千年以上もの間、アジアで最も人気のある物語となっています。苦しみから逃れるための道を示し、神として歓迎された仏陀についてのこの物語は、アジアの中核ともいえる物語となっています。
インドでさえ、約5世紀にもわたって、主に仏教国でした。人類の歴史に非常に大きなインスピーレーションを与えた仏陀は、神以外の何者でもありませんでした。または、敬虔な人々は、そう考えました。しかし、仏陀自身は、自分が神になるとか、または神と一体化するということに興味はありませんでした。
仏陀は三大宗教の創設者の一人でした。三大宗教は、驚くような長い年月を耐えてきました。仏教は、世界の信仰となりました。自国、インドではヒンドゥー教という母体に吸収されました。
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