15 THE DEVIL～マーラ(正位置）
Message from the card
ーKeywordー
【快楽を求める意識の側面】
性格的に立派とはいえない面が自分にあることを認識し、それらを受け入れることで、純粋な人間になることができます。
－恋愛－
官能的なものになります。それからどのように発展できるかは、自分次第です。
－仕事－
ビジネスにとっては、非常に良いカードです。成功し、財を得ることができます。
ー対人ー
自分自信の中にある最も恐れている点を、他の人を通して見そうですが、もうクリアしていることかも。
カードの意味
インドには、まさに悪魔のような、独立した悪の源という概念がありません。人々が行う悪に関して、自分の外側にあるという言い訳を必要としません。ひとりの人間の中にある原因で説明できます。カルマは、バランスと報復のメカニズムとしてはたらくので、神に対する強力なライバルという概念（「サタン」の意味）を必要としませんでした。唯一のサタン同様の存在が、マーラです。
マーラは、仏陀が悟りに到達するのを止めさせようとしましたが、その努力が無駄になったので、その後、悟りの教義が布教されるのを邪魔しようとしました。仏陀は文字通り「目覚めた者」を意味していますので、マーラは、意識の敵といえます。正確には、彼は自我につながっている、快楽を求める意識の下の側面です。
マーラは、自分が進化した存在であることを装う為に、蓮の上で霊性を偽装します。不用心な者は、都合よく、それにひっかかります。そして、マーラは、彼の3人の娘（タンハー（欲望）・ラーガ（情欲）・アラティ（強欲））たちを武器に仏陀を攻撃しようとしましたが・・・。
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