円盤 2~ひとりぼっちの思春期(正位置)
ーKeywordー
【孤独】
本当のことを知らない、知らされないことに伴う孤独感。
-恋愛-
嫌な時には、NOとはっきり言うことが大事です。
-仕事-
実用的な支援と助言を求める必要があります。
-対人-
新しく出会う人達は、あなたを助けてくれそうです。
カードの意味
赤ちゃんのシッダールタの父であるシュッドーダナ王は、「王子は、偉大な王か世界の救世主かのいずれかとして、偉大な行為を行う。」という選択に、最も不満を感じてました。
そこで、王は、ある試みに着手しました。王は、壮大な城郭都市を作り、「王子は、その中で育つように」と命じました。すべての痛み、苦しみと悲惨が除外され、そのようなことが存在しているという知識をもつことですら、禁じられたのです。彼はまた、その若者に、決して止まることのない喜びと娯楽、窒息しそうなほどの抱擁をし続けました。
シュッドーダナ王は、政治的、軍事的あらゆる事項に関して彼の教育を手配し、世話を焼きました。そして、そのおかげで、その若者は救われたかのようにみえました。
16歳で、シッダールタは、彼のいとこ、ヤショーダラー(コリの王女)と結婚しました。そして、このときまでに、この贅沢な隔離生活によって、彼の意識は、かじりとられ続けていたのです。
*仏陀の生涯は、2千年以上もの間、アジアで最も人気のある物語となっています。苦しみから逃れるための道を示し、神として歓迎された仏陀についてのこの物語は、アジアの中核ともいえる物語となっています。
インドでさえ、約5世紀にもわたって、主に仏教国でした。人類の歴史に非常に大きなインスピーレーションを与えた仏陀は、神以外の何者でもありませんでした。または、敬虔な人々は、そう考えました。しかし、仏陀自身は、自分が神になるとか、または神と一体化するということに興味はありませんでした。
仏陀は三大宗教の創設者の一人でした。三大宗教は、驚くような長い年月を耐えてきました。仏教は、世界の信仰となりました。自国、インドではヒンドゥー教という母体に吸収されました。
【Mercury Hiromi 書籍のご案内】