Mercury Hiromiです。
円盤 騎士(R)~栄光の顔
・絶えず新しさを求める代わりに、手近で実現可能なものに焦点を当てそうです。
・したいことではなく、必要なことをするときです。
・夢や目標が狭くなっていませんか。そして、そんな自分を冷ややかにみてはいませんか。
カードの意味
仏陀の後光は、キルティムッカ(栄光の顔)です。それは、インドでは、実際、神を最も初期に具現化したもののひとつとして知られています。ヒンドゥー教であれ、仏教であれ、ジャイナ教であれ、この顔は実際に、すべての寺院でみることができます。インドの寺院芸術の主たるライトモチーフ(主題)があるとしたら、それはキルティムッカ(栄光の顔)です。
キルティムッカは、守護神(玄関の守り神)であり、インドの世俗の神々の2つの最古のグループの1つに属します。また、キルティムッカは、自然の男性の側面です。というのは、地球が女性であるがために、植生は男性的だからです。これは、よく知られたパワーであります。
キルティムッカの通常の位置は、アーチ上にあり、神々の像の上または内側の聖域への戸口のどちらかにあります。寺院の外壁で、キルティムッカは陰性に対するフィルタと、世俗的な衝動の偏向器として機能します。
したがって、キルティムッカは閾(いき)の存在です。自覚している意識のポイント、その下では、経験することができない何かがあります。通常の意識と覚醒した意識のエッジで遭遇する霊的な力。そして、それは、インドのヨガ主導の精神に自然にフィットしました。
*仏陀の生涯は、2千年以上もの間、アジアで最も人気のある物語となっています。苦しみから逃れるための道を示し、神として歓迎された仏陀についてのこの物語は、アジアの中核ともいえる物語となっています。
インドでさえ、約5世紀にもわたって、主に仏教国でした。人類の歴史に非常に大きなインスピーレーションを与えた仏陀は、神以外の何者でもありませんでした。または、敬虔な人々は、そう考えました。しかし、仏陀自身は、自分が神になるとか、または神と一体化するということに興味はありませんでした。
仏陀は三大宗教の創設者の一人でした。三大宗教は、驚くような長い年月を耐えてきました。仏教は、世界の信仰となりました。自国、インドではヒンドゥー教という母体に吸収されました。
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