Mercury Hiromiです。
杖4(R)~ラーマは、ヴィビーシャナを歓迎する
Message from the card
・成功は確かですが、遅れる可能性がありますので、動揺しないでください。
・過度の注意、不安、緊張は、役に立ちません。
・あなたは今、どのような基盤を築けば、将来に耐え得ると思いますか。
カードの意味
ラーヴァナは、シータを誘拐し、「ラーマらに絶滅が待っていることに異議を唱え続けるなら、ラーマを殺す」と脅していました。 ラーヴァナの一番下の弟であるヴィビーシャナ(恐ろしいものという意味)は、ラーマがヴィシュヌの化身であり、無敵であることを知っていましたし、また、ラーヴァナの狂気の愚かさが和らぐことがなければ、スリランカの石が立ち続けることもなく、ラクシャサ(羅刹)が生き残ることもないということもわかっていました。
そこで、兄を見捨て、他の四人のラクシャサとともに海を渡り、ラーマの軍に加わりました。ラーマは、ヴィビーシャナの嘆願を恭しく受け入れ、全ての戦闘員ではないラクシャサ達を救うと約束しました。
*『ラーマーヤナ』は、古代インドの大長編叙事詩です。ヒンドゥー教の聖典の一つであり、『マハーバーラタ』と並ぶインド2大叙事詩の一つでもあります。サンスクリットで書かれ、全7巻、総行数は聖書にも並ぶ48,000行に及んでいます。成立は紀元3世紀頃で、詩人ヴァールミーキが、ヒンドゥー教の神話と古代英雄コーサラ国のラーマ王子の伝説を編纂したものとされています。
この叙事詩は、ラーマ王子が、誘拐された妻シーターを奪還すべく大軍を率いて、ラークシャサの王ラーヴァナに挑む姿を描いています。ラーマーヤナの意味は、「ラーマ王行状記」です。
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