RAIDデータ復旧事例 | デジタルデータリカバリー -6ページ目

RAIDデータ復旧事例 | デジタルデータリカバリー

デジタルデータリカバリーのRAIDデータ復旧事例。トラブル発生から納品までを追ってご紹介します。

◆今回データ復旧をご依頼頂いたRAID機器

【I-O DATA製 LANDISK HDL-XRシリーズ HDL-XR4.0】

RAIDレベル:RAID6 

構成台数:4台構成

使用OS:Linux

HDL-XRシリーズ HDL

状況:会社で使用しているランディスク機器が突然ピーポーピーポーという警告音が鳴り、
アクセスランプが赤で点灯している状況。

当社復旧依頼後:99.9%データ復旧完了

発端

今回は神奈川の外食・宿泊サービス業の法人様からのご依頼でした。

設定画面で確認したらRAID崩壊のエラー表示。

ログで確認をとったところ1,3,4のディスクが故障、その後再起動しRAID崩壊モード

社内で共有しているデータなので確実に復旧が必要とのことで、
当日にデジタルデータリカバリーへお持ち込み頂きました。

診断

診断の結果、1,3,4ディスクのファイルシステム異常によるRAID崩壊という状態でした。

エラー時に再起動をかけたことによりハードディスクに通常以上の負荷がかかって、
データを管理するためのファイルシステムに異常が起きてしまったものと考えられます。

警告音、アクセスランプが赤点灯のエラー時に操作するのは大変危険です。

復旧

まず特殊ソフトを使い、仮想環境で壊れたRAIDと同じRAIDを構築します。

その仮想環境のRAIDから壊れたファイルシステム部分の情報を作業員が解析してエラー部分を修復します。

このファイルシステムの情報というのは、例えば文書制作ソフトのWordであれば、
画面上で私たちが見ているwordと、PCが処理しているwordの見え方は全く違います。

ハードディスクが人間に判り易く変換している元の情報(人間にはwordとして見ることのできない)部分を
論理復旧のプロであるエンジニアがエラー部分を解析し、修復します。

以上の作業を仮想環境でデータ復旧を行っているため、
お預かりしているお客様のRAID機器には作業中の負荷を与えることはありませんのでご安心ください。

納品

Excel・Word・Powerpoint・PDF・画像等のデータを作業報告書と共に無事に納品。

1度再起動をかけているものの、RAID崩壊モードの確認をしてから
すぐにデジタルデータリカバリーにご相談頂いたので確実にデータを復旧することができました。

ファイルシステム異常が起きている時に起動や再起動をかけてしまうと
読み込めない部分を無理に読み込もうとするので通常の起動時よりも
大幅にディスクに負荷がかかり、更に症状を悪化させてしまう可能性が高くなります。

エラーや警告音が出た際には何もせず、まずはデジタルデータリカバリーにご相談ください。

■関連記事
【LAN DISK】ピーポーやピーピーなどのエラー音が止まらない!

■実際にRAIDデータ復旧を利用されたお客様の声
・【コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社】
他社で2ヶ月以上かけて復旧できなかった機器を1週間で復旧して頂きました。


・【日東富士製粉株式会社】
今後の対策を検討するきっかけに。





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