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RAIDデータ復旧事例 | デジタルデータリカバリー

デジタルデータリカバリーのRAIDデータ復旧事例。トラブル発生から納品までを追ってご紹介します。

◆今回データ復旧をご依頼頂いたRAID機器
【hp製 ProLiant DL180】

RAIDレベル:RAID5 

構成台数:6台構成

使用OS:Windows2000 Server


Proliant DL180



状況:1台目のディスクが故障したものの、そのまま運用していたら2ヶ月後に2台目が故障。
アクセスできなくなった。

当社復旧依頼後:99.9%データ復旧完了

発端

神奈川県の法人様よりご依頼頂きました。

1台目のディスクが壊れたまま運用していたために、2台目も故障してしまったとのことです。

アクセスが一切できず、故障した1台を1度抜いて同じ場所に再度差してみたが変化なし。

再起動を3回ほど行ったがこれも変化がなく、その後は何もしていないとのことでした。

かなりお急ぎだったため、その日のうちに機器を発送頂きました。

診断

お預かりした機器は6台構成のうち、2本のディスクがOSをRAID1で構成、
残りの4本がデータをRAID5で構成しているものでした。

このデータ保存部分のディスクのうち、後から壊れた1本がバッドセクタのため、エラーが起きたという診断でした。

最初に壊れた1本は、他の3本よりもデータもパリティ情報も古くて合わないので、復旧には使えませんでしたので
バッドセクタ発生の1本を直して3本でのデータ復旧を行いました。

復旧

まず、バッドセクタ部分を直します。

この障害の場合、特殊ツールを使用しお預かりしたHDDのバットセクタ部分を飛ばしたクローンHDDを作成します。

その後、RAID情報を4本のHDDから分析します。

RAIDレベル、ディスクの順番、ストライプサイズ(HDD内のデータを分割しているストライピングのサイズ)などが
RAID情報には含まれますが、この情報はデータ復旧の実績を積んだプロのエンジニアでないと分析することができません。

その後、特殊ツールを使ってRAID構成を構築し、データの抽出を行います。

当社はお客様のデータを安全に1つでも多く復旧させるため、いくつもの特殊ツールを保有しておりますが、
このツールもやはり累積経験豊富なエンジニアでなければ使うことができません。

納品

今回は再起動を数回していたものの、幸いリビルドなどは行っていなかったために、
99.9%とほとんどのデータを復旧することができました

ご依頼を頂いた翌日にデータ復旧完了、納品することができました。

こちらの法人様には1本のディスクに障害・故障が出た時点でバックアップを取ることを強くお勧めしました。

例えRAID5であっても過信するのは危険です。

バックアップを取っていないRAID機器がエラーを起こしてしまったら、
何もせず、まずはデジタルデータリカバリーへご相談ください。

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『RAIDサーバー症状別の対処法・障害原因』の記事一覧

■実際にRAIDデータ復旧を利用されたお客様の声
・【日本大学理工学部航空宇宙科学科】
「有名大学との取引実績が豊富にあったことと、あっさいちで持ち込んですぐ対応してもらえるというのがpointでした。」





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