MERCURY Qubeで取り扱うJAPAN DENIM BRANDの筆頭。
「DeeTA(ディーティーエー)について。
デザイナーは「浅見拓賜」さん。
お取り扱いは、2011年SSからなので、出会いは2010年の夏〜秋だったかな?
当時は、MERCURYでは10年間ほど、イタリアのデニムブランド「DIESEL」を取り扱っていて、
それ以前は、DIESELを筆頭に、REPLAY、GAS、ジルボー、JUST CAVALLIなど
ヨーロッパのDENIMを色々取り扱い、唯一取り扱いが続いていたのが「DIESEL」。
ただ、この頃、PARISにも出張に行っていて、気付く事が有った。
日本で30,000円で売られているDIESELが、PARISでも、おおよそ日本円で20,000円位のイメージ。
それは関税や正規商社さん故の日本のお値段設定などが商品に転化される。
ならば、関税もかからず、国内輸送、そして何よりDENIMという物を、ネームバリューでは無く、
日本の職人が作っている物を探していく中で、行き着いたのが「DeeTA」だった。
DENIMとはアメリカの開拓者時代のタフな作業着としてよに生まれ、
様々な時代のアイコンと呼ばれる人々に愛され今に至ります。
デザイナー浅見さんは、PUNKをこよなく愛し
様々な往年のアーティスト達とDENIMをリンクさせ、命名した。
取り扱いスタート当時のうちのお店は、少し綺麗めなカジュアルを推していたので、
この「DeeTA」に、ジャケットを合わせ、ブーツで穿く。
そんなイメージでコーデを組んだ。
そしてDENIMという自由なアイテムの経年変化を楽しむ事が出来るアイテムとして
お客様方に大ブレイクを果たしました。
DeeTAのDENIMは「不変」。
大きくは変わらない「THE 王道」のシルエット達。
Douglas(ダグラス) 最も王道のルーズスキニーという、ノンストレッチのタイトDENIM
Jeffly(ジェフリー) ストレッチを入れたDouglasより更に細いスキニーパンツ
Kurt(カート) Douglasより、気持ち太いストレートシルエット。
Marlon(マーロン) 最もルーズな太いシルエット。
James(ジェームス) ブーツカットシルエット。
今でも続いている、MADE IN JAPANの王道DENIM達である。
そして、DeeTAのDENIMの楽しみ方はやはり
新品の状態よりも、穿きこむ事で自分オリジナルの育ち方をする。
そこを純粋に楽しめるDENIMで有る。
そして振り返るとMERCURYの歴史の中で、常にあり続けるDENIMで有る。
コラボレーションもたくさんしてもらった。
そして、育てる変化が楽しい!!
左 新品
右 同じ物をお客様が穿き込んだ物
こちらはお客様私物ですが、見事!!
DENIMと共に皆の「笑顔」有り!!
デザイナー浅見氏
見た目とはギャップの有る、めっちゃ優しいおじ様です。
「サッポロ 黒ラベル」を愛する男です。
素材の高騰、職人の人件費の高騰など、色々な条件は有るが、
MADE IN JAPANを貫くブランドとして、DENIMブームの中、
ONLY ONEの育てる楽しさを味わう事の出来るブランドを更に皆さんに知って欲しいです。
NIHEI