来季の「CAPE HORN」について、まとめてみました。
型数、色バリ等、かなり豊富な展開です!!
しかしながら、世界的にオーダー数量がまとまらなかった場合は、
生産をしない(ドロップ)という場合が有るので、ご了承下さいませ。
※実はMERCURYでは2019のAWで、IKEDAが購入予定だった品番などで40着以上ドロップしました。
BUYERとして・・・
CAPE HORNの魅力は、世のプレミアムダウンに比べて、国内でのライバルがまだ少ない希少性と共に、
スペックの高さとコストパフォーマンスの良さ、ファッション性の高さです。
スペックとして、通常700以上の数値が有れば、高品質と言われる、FP(フィルパワー)が、
DOWNとしては、アウトドアでも使えるスペック(800FP)を併せ持ちつつも、
タウンユースで着用出来る、ファッション性を兼ね備えたデザイン。
800FP以上の数値の高い物も世には有りますが、その分重さも増えますし、
何よりも、空気を含み、湿気を外に出す事が出来なければ意味がありません。
そして、そのFPを活かす為に、BRANDとして趣を置いているのは、「ブレス アビリティ」の高さ。
暖かさをキープしつつも、中の汗などの湿気を外に出す、いわゆる「透湿性」です。
どんなにダウンで暖かくても、外側に使う素材が、しっかりと空気を入れ替えられなくては、
汗などの湿った空気を吸った羽では、着用を繰り返して行くうちにボリュームダウンして行きます。
ですので、高級なダウンには、FPと共に、ブレス アビリティ、すなわち「透湿性」が重要で有り、
「CAPE HORN」は実にバランスの良いダウンと言えます。
その点は、エントリーモデルの¥39,000-モデル(トロピコ)でも
妥協を一切していない部分もブランドの魅力と言えます。
さて、今回も内容充実だった「CAPE HORN」。
ある程度の数量がまとまらないと、生産もされない可能性が有りますので、
NIHEI的には、特にオススメモデルをピックしてご紹介させて頂きます。
※サンプルサイズは50(L)になります。
それでは、順に紹介します。
TAMARUGAL(タマルガル) ¥55,000 + TAX
2019では、全モデル生産されなかった「TAMARUGAL(タマルガル)」が、
ブランド創立30周年モデルとして製作されました。
3箇所に配置されたワッペンと、背中は別カラーで切り返されています。
メインの素材は、マットな質感で、防水基準“C6”をクリアーした機能素材になります。
マイナス10℃対応
1番最初のオレンジと、イエロー、後はサンプルは無かったのですが、明るいブルーとの3色展開です。
ESTADO(エスタード) ¥55,000 + TAX
上記のTAMARUGALと同型のカモフラージュ柄バージョン。
こちらは1色展開です。
マットな質感にカモ柄プリント。
防水基準“C6”をクリアーした機能素材になります。
マイナス10℃対応
HIELO MURMASKY(ヒエロ マーマスキー) ¥89,000 + TAX
ここ2年MERCURYでも人気の最もスペックの高い「HIELO」の新型バージョン。
素材をナイロンからポリエステルに一新(素材の見た目の変化は大きくは変わりませんが、
以前の素材はグレーっぽく見える黒でしたが、次回からの方がより黒に近くなります)。
耐水性と透湿性が半永久的に保たれる、CAPE HORNの中で最も代表的なMODELです。
(耐水圧10,000mm 透湿性10,000g/mmm-24h)
ポケット位置の修正や、首回りのデザインなども以前のモデルと変わっています。
マイナス25℃対応
ファーなし希望の方は「HIELO」として、1万円お得な「¥79,000 + TAX」でもリリース。
ベージュ系、こげ茶系、オレンジ系、濃紺、ダークカーキと、サンプルの黒がオーダー可能です。
(※ドロップする色も有るかもしれません)
FUERTE(フェルテ) ¥56,000 + TAX
そして、HIELOで用いたマットなポリエステルと、
今までも人気のシャイニーナイロン TROPICO(トロピコ)を表裏で使った、
リバーシブルダウンFUERTE(フェルテ)が登場。
耐水性と透湿性が半永久的に保たれる、CAPE HORNの中で最も代表的な生地、
(耐水圧10,000mm 透湿性10,000g/mmm-24h)
と、軽量化に特化した極薄ナイロンで、表面には、テフロン加工を施し、
水や汚れを防いでくれます。
マイナス10℃対応
特に表地のマスタード、レッドに関しては、シャイニー素材の裏の色のコントラストも有り、
まさに2度美味しいMODELです。
カラーは上段左より
マスタード には ブラック×シルバー(着画有り)
レッド には ブルー×濃紺
ダークネイビー には シルバー×濃紺
下段
ブルー には ブルー×濃紺
ブラック には カーキ×黒
カーキ には ブルー×カーキ
(※こちらもドロップする色も有るかもしれません)
CLIPPER(クリッパー) ¥39,000 + TAX
今までのエントリーモデルTROPICO(トロピコ)の対抗馬として、
同プライスで、マットな質感のCLIPPER(クリッパー)が登場。
TROPICOとの違いは表の質感だけでは無く、フードの取り外しが可能という部分も特徴です。
こちらの素材は「TARUMAGAL」と同じくマットな質感で、
防水基準“C6”をクリアーした機能素材になります。
マイナス10℃対応
ドロップする可能性も有りますが、11色の中からオーダーが可能です。
TROPICO(トロピコ) ¥39,000 + TAX
現在も既存モデルがある為、着画はカットさせて頂きましたが、
シャイニーナイロン素材のTROPICOも健在です。
毎年、イエローやレッドなどの明るめの色が人気なのも特徴です。
軽量化に特化した極薄ナイロンで、表面には、テフロン加工を施し、水や汚れを防いでくれます。
マイナス10℃対応
このカラースワッチのうち、14型のお色が作れます。
こちらもドロップするカラーは有ると思います。
一応、2019MODELですが、TROPICOの着画です。
CORBETA(コルベッタ) ¥49,000 + TAX
レディースで1番人気の表地がストレッチナイロン素材を用いた、
メンズモデルはCORBETA(コルベッタ)。
2019MODELでメンズを入れておりましたが、着心地の良さに評判が良く、
あっという間に全サイズ完売したモデルです。
デザインは、ほぼ「TROPICO」と同じ形状の、ショート丈、
素材がマットでストレッチ入りなのが特徴です。
マイナス10℃対応
型は、異なりますが、茶系のLEATHERという色も、とても良い感じです。
MISTRAL(ミストラル) ¥49,000 + TAX
2019MODELでNIHEIが青、KOKUZAWAが赤を購入したミドル丈の「MISTRAL」。
今回は素材をもう少し男っぽいミリタリー風な生地になり登場します。
シワ感の雰囲気がわざと残る素材感です。
2019MODELの様な、ライナーを外してシートになる様な仕様は有りません。
マイナス10℃対応
こちらのLEATHERという色もメンズらしいテイストです。
ここからメンズは2型、変化球です。
PINTADOS(ピンタドス) ¥29,000 + TAX
「CAPE HORN」待望のVEST。
HIELO同様の、耐水性と透湿性が半永久的に保たれる、CAPE HORNの中で最も代表的な素材を使用。
(耐水圧10,000mm 透湿性10,000g/mmm-24h)
MERCURYではなかなか見つからない、少し緩めのシルエットで実用性が高いVEST。
アウター&インナーVESTとして使える1品です。
※オレンジのパイピングは、黒になります。
マスタード、赤、ネイビー、ブルー(着画)、黒、カーキで作れますがドロップの可能性も有ります。
YELCHO(エルコ) ¥45,000 + TAX
アウトドアブームの全盛の今、まさに温かなエコファーと、防水基準“C6”をクリアーした
マットな質感のナイロン機能素材とのコンビブルゾンになります。
マイナス10℃対応
展開は、着用の BEIGE FUR × KHAKI
NAVY FUR × ORANGE
NAVY FUR × NAVY
BLACK FUR × GRAY
が作れます。
※ドロップする事もあります。
さて、メンズは一通り紹介しましたので、レディースを数型紹介というつもりでおりましたが、
容量的にBLOGにUP出来なかったので、ひとまず、ここまででUPしますね。
NIHEI