A journey to SAGA 〔4〕 | うさぎと歌と…時々仕事^^♪

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なにげない日常のひとコマを、思いつくまま、気の向くままに綴ります。
myパートナーのうさぎさん、バンド活動、旅…といった趣味や好きなことから、
生活の中で、ふと気づいたことやしょーもない話題まで。さまざまです。
更新は…あくまでマイペース~♪

「高野正幹カルテット オータムコンサート」


バルーン会場を後にして佐賀の街に戻り、今度は、「浪漫座」へと向かいました。

「浪漫座」は旧古賀銀行(佐賀市歴史民俗館)内にあるカフェレストラン。旧古賀銀行は、100年の歴史を持つ木造建築で、外観は煉瓦と石造りの落ち着いた佇まい…大正ロマンを今も鮮やかに感じさせてくれる建物です。

浪漫座

古賀銀行は、明治18年に両替商をしていた古賀善平が設立した銀行で、大正8年頃には、九州の 5大銀行のひとつに数えられるまでに成長。大正15年、恐慌により休業に追い込まれ、その後は商業会議所、労働会館などとして改装されましたが、現在では 歴史民俗館として大正5年当時の姿に復元されています。


「浪漫座」のある、旧古賀銀行 (現 佐賀市歴史民俗館) 佐賀市柳町2-9


そんな場所で、この夜、ジャズコンサートが行われました。出演は、「高野正幹カルテット」。高野さんは、佐賀出身(東京都内在住)で、30年以上のキャリアを持つ超ベテランのジャズサックスプレイヤーです。

地元 佐賀で、しかも雰囲気ピッタリの大正ロマン漂う場所でのジャズライブとあって、高野さんをはじめバンドの皆さんは、一層ゴキゲンな様子で、熱く それでいてクールなサウンドをたっぷりと聴かせてくれました音譜

高野正幹カルテット
2部構成のライブで、それぞれセットリストも曲の流れも雰囲気も違っていました。演奏は…圧巻!のひと言。皆さんベテランの域に入る名プレイヤーばかり で、ジャズマニアのお客さんも思わず唸るほど。こじんまりした会場だったので、ステージから近い距離で見られたこともあって、かなりの迫力でした。


「高野正幹カルテット」

高野正幹:Ts/Ss、田口悌治:Gt、増根隆司:Bass、成重潤蒔:Dr


高野さん
アドリブや掛け合いでは、プレイヤーの息づかいがそのままに伝わるほどの臨場感を感じられました。一方、曲の合間には高野さんの軽妙なMCもチョコチョコっと入り、もちろん、いつものオヤジギャグも飛び出して、 時折笑いも起こりながら…(*^o^*)会場はほんわかした空気に包まれ、終始ムーディでしかも楽しさ満載のライブ。ジャズのサウンドに酔いしれた素敵な一夜でした。

(ジャズに関しての知識が乏しいので、音楽的な詳しい記述ができなくてすみません。。)

時には熱く…時にはクールに…まさにいぶし銀のカッコよさ♪


その後、近くのワインバーでの打ち上げに誘って頂きました。

高野さんとは、最初の佐賀旅行の時に訪れたジャズ喫茶のマスターから紹介して頂いて以来、何度か親しくお話させて頂いたり、悩み事を相談した事もあり…大変お世話になっていますが、お会いするのは久し振りでした。この夜のコンサートには、高野さんと親しい地元の方も聴きに見えていたので、ライブ後にご挨拶をして、私が高野さんに久しぶりにお会いするとお話したところ、ぜひ一緒に!と打ち上げに誘って下さったのでした。


記念写真
ワインバーでは10人程度が集まり、アットホームな打ち上げでした。高野さん以外は、初めてお会いする方ばかりでしたが、心の優しいあったかい方ばかりでした。お酒を酌み交わしながら(私はほとんど飲めませんがあせる)、音楽談義や諸々の話に花が咲きました。数年前、私がふと佐賀に一人旅をして、それ以来 佐賀が好きになって、何度も訪れている…という話を、皆さん興味深く聞いてくれました。「たまたま来んさって、佐賀を好いてくれる人がいるなんて、嬉しか~!」と、喜んでくれて、私も嬉しかったです(*^o^*)
ライブ後の記念写真♪

この夜も、面白い不思議な出会いがありました。特に、佐賀大学医学部の胸部・心臓血管外科のドクターがいらっしゃったのですが、なんと、姫路出身の方だったんです!!(ほぼ)同郷の方と、佐賀で会えるなんて!驚きと同時に感激でした☆★ いきなり二人で「播州弁」でしゃべり出して、ローカルな話題連発で、楽しかったな~(‐^▽^‐)

「医龍」みたいに、手術前夜に上半身裸で、屋上でイメージトレーニングやりますか?と聞いたら…「そんなんやるワケないやん!あんなことしてる時間ないワ!!」とのことでした。そりゃそうだ。アホな質問やんね(笑)


とても有意義で、素晴らしい語らいのひとときでした!お酒も話もなかなか尽きることはなく…ホテルに戻ったのは午前3時を過ぎていました!


【最終記へつづく】