おぉぉ!!いよいよですね!!
産婦人科に予兆がないなら予定日過ぎぐらいに骨盤のレントゲンをとりましょう!
と産婦人科で言われたらしい。妻は小柄なのだが、
小柄な人は骨盤が小さい事が多いらしい。
尻の大きさ関係ない!!Σ( ̄□ ̄;)あっそ!!
骨盤が小さいと当然、産道に赤ちゃんが降りて来ないので予兆もないし、帝王切開もありえるとの事。早歩きがいいと言われていたみたいで、前々日は2万歩も歩いたという妻。その甲斐があったよっ!!
とりあえず、おしるしがあってもその日だったり、1週間後だったりするからわが輩は普段どおりに出勤する。昼もLINEで連絡を取り合うが、生理痛みたいなのがあるかもぐらいとの事だったので普段どおりに仕事して、19時ぐらいに仕事が終了。
妻に電話を入れる。短い間隔で少し痛くなったり収まったりするとの事。
とりあえず、産婦人科に連絡を入れよう!!となったが、病院に行ったら家に帰らないかもしれないと妻が言って晩御飯をとって、風呂に入るとの事。
急いで家に帰る。妻、痛くなった時は動けなくなっていて、夕飯も作れていなかった。
妻が頑張って風呂に入っている間に、わが輩が夕飯を作る(ごちゃまぜチャーハン)
妻が風呂から出たら、わが輩が風呂に入る。わが輩がシャワーを浴びている間に妻がドライヤーで髪を乾かしていたのだが、ドンドンドンドンと何かが響いている・・・(-"-;)ん??
風呂のドアを開けて洗面台を見る。。。
妻が陣痛の痛さでドライヤーを持ちながらガンガンガンガン左手で壁を叩いていた・・・
Σ( ̄□ ̄;)おぉ!!家が壊れる!!
とりあえず、そそくさとチャーハンを食べて(妻ほとんど食えず)、
産婦人科に連絡。案の定、入院の準備をして来てくださいとの事。
わが輩は風呂上りで夕飯を食した事もあり、出る前までトランクスだったので、自分のズボンをワサワサ探していたのだが、見当たらない。。。
陣痛中でテンパっている妻にそれじゃないの!?と突っ込まれる。
目の前にあった・・・。落ち着け!!オレっ!!Σ( ̄□ ̄;)!!
車で産婦人科へ!!
産婦人科に着いたのが22時頃。小さな産婦人科ではあったが、その日はベビーラッシュか??
入院ベッドの空きどころか、分娩準備室のベッドすら空きがない・・・Σ( ̄□ ̄;)!!
今日、生まれようが生まれなくてもベッドがないので分娩室になった。
次に来た人がいるなら手術室になるらしい・・・(-"-;)さすがに手術室は嫌だ・・・。
分娩室にて、助産婦さんが妻の子宮の開き具合を確認。この時、股間が見えない位置でもわが輩は見てはいけないらしく、カーテンの後ろに待機する。
まだ子宮が開いていないとの事。ただ、陣痛は8分間隔でなっていた。
次の日も仕事だったわが輩は仕事に行くか迷っていた。助産師さん曰く、午前中やって午後来れば間に合うとの事。
では一旦、わが輩だけ帰ろうかと思っていたが、妻がかなり苦しそうであったし、この状態で帰って1人でこの痛みを耐えるのも辛かろうと思い、とりあえずメールにて上司に特別休暇を申請!!(夜遅いけど、電話せいや!!自分!!)
メールにてOKと上司から返信がきた・・・Σ( ̄□ ̄;)やってみるもんだっ!!
付き添いはそんなに苦ではなかったが、0時過ぎるとさすがに眠くなる。
しかもわが輩に用意された椅子は背もたれのない丸椅子だ・・・。
妻はベッドに横になりながら、陣痛がない時はうとうとしていた。(陣痛は8分おき)
わが輩ももちろん、妻のベッド側面の手すりにおでこを付けて寝ていた。
ただ、陣痛が始まると妻がその手すりをガンっ!!と掴んで耐えるので、Σ( ̄ロ ̄lll)うぉぉ!!と、わが輩はその度に飛び起きる。。。。
Σ( ̄□ ̄;)寝れんっ!!
22時から4時間後、2時ぐらいに助産婦さんが子宮の開口を調べに来た。
3cm開いているとの事。当然、直接は見ていないが出血もしているらしく、オムツみたいな物も交換するらしい。。。
その時ぐらいに隣の分娩室に経産婦さん、入場~!!
つい立ての壁しかないので、声とか会話とか全部聞こえるという。。。
当然、お隣さんの陣痛の苦しい声とか聞こえる。
そして経産婦さんは早いっ!!5時ぐらいに明らかにイキんでいる声がお隣さんから聞こえる。
産みの苦しみの声の第一声を妻ではなくて、お隣さんから聞くという!!
Σ( ̄□ ̄;)なんか今までイメージしてたのと違うぞっ!!
しばらくして、子どもの泣き声が部屋中にこだまする。。。
お隣さん、無事に出産!!おめでとうございます!!
ただ気持ちはそうでも、なんかそれどころではないわが輩・・・(-"-;)妻、苦しそうだし。
助産師さん曰く、子宮がとりあえず10cmは開かないと普通分娩はできないらしい。。。
なのでそこまで開かない限り、イキんではダメで、深呼吸でお腹に力を入れないようにする。
依然として妻は陣痛が来るたびにもの凄く苦しいそうだったので、深呼吸の音頭をわが輩が取ること以外なにもできないと思っていたら、助産婦さんが、テニスボールを持ってきた。お尻の間に押し当てると力みたい気持ちが分散して楽になるらしい。最初は助産婦さんがやってくれていたが、そんなに暇ではない助産婦さんなので、「これは旦那さんの仕事なのよ」とバトンタッチ!!
強さは奥さんが支持してくれると思うから!と去っていった。
陣痛が来る!!わが輩はテニスボールを妻の股間に押し当てる!!
強さはどう?と聞くと、もっと強く!!と言うので、強くする。
妻「まだ、強く!!」
わが輩「はい!!」
妻「まだ強く!!」
わが輩「はい!!」
妻「まだ強く!!」
わが輩「おぉ??はい!!」
妻「まだ強く!!」
夜中になんの筋トレだ!?Σ( ̄□ ̄;)!?
本気で全身全霊を右腕に集中して妻の股間にこれでもかっ!!とテニスボールを押し当てる!!
こんな風にテニスボールを扱ったのは生まれて初めてだ・・・(-"-;)
そして午前6時ぐらいに子宮が6cmまで開いた。ここから早くなる事もあるとの事。
うむっ!!遅くても午後には子宮が10cm開いて生まれそうではないか!!
初産だと12時間~14時間で安産というのだからまったく問題ないと思い、その後もひたすらテニスボールを押し当てる。。。
そして、9時ごろ再び助産婦さんがどのくらい開いたか確認しに来る。
6cmと変わらず・・・。
そこで産婦人科医登場!!
お医者さん曰く、陣痛が6分間隔から進まないとの事
(機械をお腹に当てていて、胎児の心拍と陣痛間隔をつねにモニタリングしている)
通常だと、生まれる寸前は陣痛が1分間隔になるらしい。
けど妻の場合は、陣痛が弱まっているとの事だった。
この状態だと今日の夜中までかかるとの事。
なんですとっ!?Σ( ̄□ ̄;)!!入院から24時間以上かかる!?
妻が苦しいのは百も承知!!
ただ、ここは声を大にして言いたいっ!!(実際は言えなかった)
もう、わたしがもちませんけどーーっ!!!!!!Σ( ̄□ ̄;)!!
不眠不休のテニスボールで、もう右腕が死んでますっ!!
テニスボールの跡が手のひらにくっきり残っていて、箸すら持てませんけどっ!!
と思っていたら、お医者さんがそんな報告をしにわざわざ来るはずもなく、そんなにかかると妻の体力も低下、胎児の体力も低下して危険になる可能性があるとの事。
お医者さん「陣痛促進剤を使って生んでしまった方が安全ですけど、どうしますか?大体そうします!!」と・・・。
ん??(-"-;)許可制??
夫婦で決定しないといけない事らしい。
しかも、人工的に陣痛を起こすから、何かあった時は帝王切開もありえるとかのそれ相応のリスクがある事を了承するサイン(通常の病気で手術する時と一緒)を求められた。
この状況でそれを迫られると結構ドキドキするんですけど・・・(-"-;)どきどき
結果、夫婦でその場で話し合って(たいして会話する余裕なかったけど)、陣痛促進剤を使うことを決めて、夫婦それぞれ契約書にサインする。
点滴を打つような感じで、その薬を妻に注入てから午前11ぐらいに子宮が10cm開き、助産婦さんの力を借りにながら、無事に出産することになる。。。。
つづく・・・・。
