今回は分野別の勝手・格付けを記します。

●ご飯の美味さ・・・1位:香港

中国の一流料理人はギャラが良く、いい食材を使える豊かな香港にこぞって集まってきます。

世界中の食通も集まる香港は“食の甲子園”であると言えます。

ちなみに私のお勧めはシャングリラホテルの北京ダックです。

2位にはタイとベトナムが同率で並びました。 

●危険度・・・1位:プノンペン(カンボジア)

私が泊まったホテルでは、強盗などに備え、ホテルの門の外でなく部屋のドアの横に銃を持ったおっさんが立っていました。(そのおっさんの方が危ないのではと思いましたが)

ホテルのフロント係りに「プノンペンの何がそんなに危ないのか?」と聞いたところ、彼は即座に「everything!」と言い切っていました。

※夜、街に出てその言葉の意味を実感しました。

●美人度・・・1位:ブラジル

白・黒・黄色、様々な人種の血が混じりあったブラジルでは、ブラジルでしか出会えないエキゾチックな美人がいたるところにいます。

ちなみにブラジル女性はその天性の資質に加え、結婚するまでシェイプアップなど美しさの研鑽に余念がありません。

※ただし、結婚後はお約束ですが太りまくります。(クーリングオフの対象外です)

2位にはアルゼンチン、3位にコロンビアが食い込み、南米勢が表彰台を独占した形となりました。

審査員特別賞をミャンマー・ベトナムにあげたいと思います。

以上、皆さんが旅行する際に何らかの目安となればと思います。(あまりならないような気がしますが...)


前回に引き続き、合コンの話です。

確かに私は合コンを数多くやっていますが(合計で200回程度)、合コンを企画して皆に喜んでもらうことが好きで、彼女を作ろうとはあまり思ってません。

合コンはどちらかというと男同士の親睦のためにやっている感じです。

合コンの場では人間性が如実に出て、観察していると文化人類学的に言ってもかなり面白いです。

例えば真面目だと思っていた奴が女の子の前では秘めたエロスを発散してみたり、タフなビジネスマンが意外とシャイだったり、などなど。

合コン後、男同士で感想や反省、憤懣や悲しみなどを語り合うことや、たまに一目ぼれで恋に落ちてしまった仲間が懊悩する様を眺めたりすることもなかなかに趣深いです。

一般的に高い飯をおごってもらうよりも、ナイスな合コンに連れて行ってくれる方が男にとっては嬉しいようです。

何回か連れて行くと妙になついて、“舎弟”のようになる奴も出て来ます。

皆が「・・・さん(私の名前)、有難うございますっ!! さすがは・・・さん! みんな可愛いかったですねーーー!」と大喜びするだろうことを心の支えに今後もがんばって行きます。(がんばらなくてもいいとは言わないでください)


最後に、良い合コンを設定することが出来る人は大抵仕事ができ、リーダー向きであると思います。

なぜかと言うと、そういう人は、基本的に面倒を見るのが好きで、かつ結果にフォーカスしているからです。

皆さんも合コンの幹事を務めることで、マネジメント力を磨いてみてはどうでしょうか。

幹事は「手間がかかって大変なばかりであまり美味しくない」というのが合コン業界では定説ですが、私は違うのではないかと考えています。

以下幾つか実例を挙げて検証していきましょう。

※男性からの視点で述べています。

①店を取ったり、連絡するのが面倒くさい⇒実は、このことによって女性幹事と頻繁に連絡を取ることになり、信頼関係が更に構築されます。

一生懸命やっている姿(雰囲気・立地・コストパフォーマンスの良い店を選ぶ、皆の予定をきちんと集約していく 等々)は女性幹事にもちゃんと伝わっています。

こうなると事前に男性幹事についての情報は好感度高く女性達に流れるので、スタート時点から差がつきます。

②皆の世話をしたり、盛り上げたりしないといけないので、2ショットなど仲良くなる暇がない⇒その場で必要以上に仲良くならなくても大丈夫です。 ちなみに私は女性達に一回もその場では電話番号を聞いたことがありません。

なぜならば聞く必要がないからです。

というのも関係を構築している女性幹事に後日「先日はお疲れ様。 どうだった?」とお伺いの電話をかけると、8月22日分で書いたように、いい合コンだったので女性のほうも喜んでいます。

「有難うございました~。 みんな楽しかったって言ってました! また今回のメンバーでどこか行きたいですね。」とか言うので、こちらより「それは良かった。 ところで●●さんは感じが良い人だね。」とかさりげなく情報収集を開始します。

すると「そうでしょ。 あの娘いい子なんですよ。 △△(私のこと)さんのことを『気が利く』って褒めてましたよ。」

などと簡単にマーケティングリサーチ(女性の意見のヒアリング)が出来、その娘の情報も入手出来ます。

脈があると判断できれば、そこからお目当ての子と女性幹事を交え、2対2とかでご飯を食べてご馳走したりすれば、まともな神経をしている女性ならば必ずお礼のメールを出してきます。

それに返信していけばマンツーマンに移行できます。

“彼を知り、己を知れば百戦して危うからず” ~孫子~

ちなみに私が開催する合コンはいわゆる“ヤリコン”ではないので、「即ヤリたい!」というアジル(俊敏)な方にはまどろっこしいかもしれません。

ただ、「即」が可能な女性にまともなのはいないのではという気がします。

“逆張り”、即ちそれは最後の相場師・是川銀蔵が言うところの「人の行く裏に道あり花の山」です。

前回に引き続きベトナムの話です。

ご存知の通りベトナム料理では、フォー(麺)や生春巻きなど代表的な料理にも生野菜が使われています。

私の場合、生野菜で腹が下ったのではなく、サナダムシ(たぶん)がわきました。

サナダムシは成長の度に脱皮します。

その脱皮した抜け殻が便と一緒に出てくるので「おなかの中で生息している」ことがわかるのですが、私もはじめはその皮らしきもの(色はオフホワイトです)を見て、長さが3センチ程度だったので「消化されなかったエノキダケかな?」と思っていました。

が、3週間ごとくらいに着実に長くなっていったので、「そういえばベトナムで生野菜を食べた...もしかしたらサナダムシかも? いや、そんなはずはない。 そんなはずないんじゃ!」と迷いつつも懸命に自分に言い聞かせていました。 そのうちに、皮は細打ちのパスタくらいの長さとなり、さすがに私も「これは間違いない。 うーん、病院に行こうかどうしようか、虫下しの薬は副作用が強いと言うしなー  うーんうーん」とか軽く悩んでいると、ある日、死んだ“本体”が出てきて治りました。(なんか汚い話で恐縮です)

また連れの友人は三菱商事に勤める商社マンにもかかわらず、全くもって警戒心がなく、ジーンズの後ろポケットに財布を入れるという失態を犯してしまい、案の定財布をスラれてしまいました。

財布は雑踏の中に落ちていたので取り戻しましたが、不思議だったのは、犯人は日本円だけ抜き取り、3000円分くらいあったベトナム・ドンを残したままの財布を捨てて去っていったらしいことです。(犯人の顔や犯行の瞬間は見ていませんが)

「犯人はうっかりものか、あるいは自国の通貨の価値を認めない反共主義者か、謎だ...」とその後フォーをすすりながら不毛な会話をしたことを思い出します。

ともあれ、二人ともベトナムの洗礼を浴びてしまいました。

今回はここ数年ですっかり定番人気となったベトナムについて書きます。

まだブームなっていない10年くらい前に商社に勤める友人と行き、ハノイとホーチミンに3~4日ずつ滞在し、毎日自転車で町中を走り回りました。

遺跡などはあまりないので観光するには適した国とは言えませんが、女性が皆綺麗なので、ついつい「いい国」という称号を与えたくなります。

※美女のワールドカップがあればベトナムは間違いなく、アジア予選をAグループ1位で通過すると思います。(と強く断言)

またご存知の通り、ベトナム料理は淡白でかつ繊細な味のものが多く(東南アジアの他の国と異なり辛いものは少ないです)、非常にうまいです。

よく言われているのは、ベトナムは世界の二大美食国である中国とフランスの支配下に長い間あったため、料理レベルが鍛えられたとのことですが、朝焼きたてのフランスパンの香りが街角に流れていたりと、確かにそれを実感させる光景にそこここで出会います。

ただベトナム料理は基本的に生野菜を多用するので要注意です。

なぜなのかは次回で。(続く)

糸井重里は、「ほぼ日刊イトイ新聞」を出していますが、忙しさにかまけて気づいたらこのブログは「ほぼ月刊」となっていました。

お詫びします。


今回は「大喜」という焼肉屋で、ここは知り合いの社長に紹介してもらいました。

その社長は“ニューヨーカー”ならぬ、自称“ヤキニカー”で、焼肉に異常にこだわりがある人です。

ついでに言うと、ダジャレも大好きで、カジュアルな服装で会社に来た時も「うーん、至福(私服)の時」などと寝言を言っていました。


この店は不便なところにあるのが玉に瑕ですが、安くて(一人4000円くらい)、何を食べても美味しいです。

特に特上ハラミの霜降り具合は半端でなく、食べると旨みと肉汁が口中に広がります。

※ “ヤキニカー”曰く「これぞ口福」。

あまりにも旨みと油があるため、翌日に胃がもたれるくらいです。(これってほんとは体には悪いのでは?)


電話:03-3647-8256
住所:東京都江東区枝川1-11-12
営業時間:平日 11:3014:30(ランチタイム)
        17:3023:00(ディナータイム)
        (
L.O. 22:00
     土曜 11:3023:00
        (
L.O. 22:00
     日曜 11:3022:00
        (
L.O. 21:00

(前回からの続き)私と後輩は唖然とし、説明を求めるかのように何度もその後輩の後輩を見ましたが、奴はいたってご機嫌で、どんどん出来上がって行き、そして一回りも年上の女性たちと傍で聞いている限りあまり面白くない話を面白そうに延々としていました。

合コン終了後に、私は後輩に「お前のー、さすがにあれはないじゃろう! 大体お前の後輩は何なんじゃ? 疑問が三つある。 一つは、奴の知り合いがなぜ23歳の奴に36歳をあてがおうとしたかということじゃ。 普通ありえんじゃろう。 どういうセンスを持った知り合いなんじゃ。 二つめは、36歳の方々にはこちらの情報は行ってなかったんか? 普通、これだけ相手が年下だと来んじゃろう。 そして三つめは、なぜ奴はあんなに楽しそうじゃったんじゃ? わしにはわからん。」と詰問してしまいました。

後輩も同感だったらしく「ちゃんと明日釈明させます!」と返答しました。

その後、私と後輩の間では、その後輩の後輩は“すっとこどっこい”と呼ばれるようになりました。

月日は流れ、“すっとこどっこい”くんはライブドアに転職し、かの有名な株式100分割を手がけた功績でファイナンス担当の取締役に出世し、各種マスコミなどに顔を出しています。

人の世はわからないと思いました。

「過門香」・銀座店

http://www.kamonka.jp/kamonka/top.html

東京都中央区銀座1-10-6 銀座ファーストビルB1

03-3563-7900

今日は、「過門香」・銀座店を紹介します。

こちらは「土風炉」などを展開するラムラグループの店舗で、雰囲気・味・サービス・価格のバランスがいい店だと思います。

なので以前は合コンでよく使っていました。

ある時、証券会社に勤める後輩(当時25歳)から、1ヵ月程前に参加者全員から『素晴らしい!!と絶賛された合コンに招いたもらったお礼に」ということで、「私の職場の後輩(当時23歳)が合コンを設定したいと言っているのですが、どうですか?」との連絡がありました。

「どうもこうもない。 すぐに、すぐに設定してもらいたまへ!」と指示しました。

どうやら幹事である後輩の後輩(わかりにくい表現ですが)の知り合いの女性が、「あなたに良い人を紹介してあげるわ」と言ってくれて、我々はそのお相伴にあずかるという形でした。

あの素晴らしい合コンのお礼でもあり、当然こちら側の期待は高まります。

当日そわそわしながら、かつそれを気づかれないように軽口を叩いて何気なさを装いつつ「過門香」で待つこと数十分。

開始時間から大幅に遅れて現れたのは36歳の女性3人組で、皆揃って「うーん?」の3乗くらいの方々でした。

“良い人”とやらは例え“心眼”で見ても探せませんでした。

バリ島と言えば、サーフィンやダイビングなどマリンスポーツのメッカ(今時こんな言い方しませんが...)です。

連れの友人がスキューバダイビングのライセンスを持っていて、ダイビングの良さを口が酸っぱくなるほど(そういう風に見えた)私に語るのでトライしました。

インストラクターは、南国特有のかなりいい加減なあんちゃんでした。

初心者の私に浅瀬で2~3分くらいアバウトな練習をさせた後、面倒くさくなったのか、すぐ「レッツゴー!」と沖合いに向けて船を乗り出させました。

私はさすがに不安を感じましたが、強く抵抗する間もなく気がつくと大海原に来ていました。

結局潜ったのですが、ボンベからうまく酸素を吸い込めないまま、体だけは深く深く海の底を目掛けて沈んでいくのでパニックに陥り、挙句の果てには走馬灯が見えかけたので、「このままでは死ぬ!」と思い、急いで浮上しました。

生きて何とか船の上にたどり着くと私のあせり具合が面白かったのか、あんちゃんたち現地人は爆笑していました。

私は「空気が思う存分吸えるって素晴らしい...  陸地万歳! このあんちゃんたちは殺そうかな。」とぼんやりしながら考えました。

もしかしたらあの時の私の願いが通じ、あんちゃんたちはテロの被害にあって死んだかもしれません。

合掌。

昨日は、私がバリ島を旅行中に現地人のあんちゃん(日本女性専門のジゴロ)と親しくなり、彼のナンパの手伝いをすることになったことまでをお話しました。

そのあんちゃんは、お兄さんが日本の女性と結婚して渋谷に住んでいるらしく、自分も日本女性との結婚をライフワークにしていました。(ジゴロの割には好青年でした)

彼曰く「オンナノコニ、ボクガコエカケテ、スコシナカヨクナルカラ、アト、セツメイシテ。 ボクハニホンゴ、ウマクハナセナイカラ」と言うので一肌脱ぎました。

ただ奴は時速80キロで走る車を運転しながら道行く日本の女の子に「カワイイネー!!」と声をかけるやいなや急停車をし、後はすべて私にお任せという“下請けいじめ”的な、非常にラフな仕事の投げ方をするので閉口しました。

元々地黒でかつ日焼けしてさらに黒くなっていた私とバリ島のあんちゃんとの多国籍コンビはかなり怪しかったらしく、中々成果を上げることが出来ませんでした。