引き続きプラモデル製作にあたって参考になる実車カタログのご紹介です。
今回は 197台しか作られなかった通称、ケンメリ GT-R です。
スカイライン 2000 GT-R (KPGC 110)
昨今、ノーマルのケンメリでさえ非常に価格が高騰しています。
何を隠そう私も免許を取得して初めて買った車が中古でしたがケンメリ・スカイラインでした。
当時、友人が新車のセリカ 2000GT を買いましたので早く新車が欲しくてそればかり頭に
ありましたがまさか今の取引価格を見るとノーマルでさえも 400~500万超えとは・・・
大事に今も乗っていれば・・・。
当時、ケンとメリーのスカイラインのキャッチフレーズで大人気でした。
大人気が故に GT-R もどきが大流行。
でも、当時は車両改造に非常に厳しい時代で GT-R 仕様でオーバーフェンダーを
装着すると車幅が増えてしまい警察に止められ本物か確認されることも多かったです。
エンジンを見れば直ぐに判別出来ますから・・・。
飾りッけもない男の仕事場って感じがしますね。
レースで培われた技術を市販車に反映させて GT-R は今でも羨望の的で実車は
2,000万円をゆうに超えます。
因みに 197 台、生産されたケンメリ GT-R ですがその中で赤い GT-R は
たったの7台で一説によると今、現存するのはその内の4台だそうです。
以上、ケンメリ GT-R のプラモデルを製作するにあたって参考資料となるカタログの紹介でした。
3回に渡ってご紹介してきましたGT-R(PGC 10、KPGC 10、KPGC 110)のカタログは
半世紀も前のものなので当然、経年劣化も著しくまっさらとは程遠い状態ではあります。
時々、目にするとこんなカタログでも数万円~10万円超えのものまであります。
もちろん、数はめっちゃ少なく2~3点あるかないかの程度でシワやシミ汚れも多少あります。
そんな GT-R のカタログを持っている私はどれだけ好きやねんって話ですよね。。。