プラモデル屋さんに行くとプラモデルを売っています。
これは当たり前のことですね。(笑)
小さい頃からプラモが大好きで欲しくてもお金が無くて買えなかった
そんな経験をされた人が多いのではないでしょうか⁈
でも、今となっては絶版で入手困難。
メーカー自体も無くなってしまいネットオークションで稀に目にするも
入札価格が日に日に高騰し、多少の余裕が出来た今でも
泣く泣く諦めることが多々あります。
確かに現代の目で見ると昔のプラモなんて今更、買う価値があるの?
と言われる方も多いかと思います。
何を隠そう・・・私もそう思います。
そんな私でさえも今見ても魅了されるプラモがあります。
その筆頭に挙げられるのが・・・
1/20 ケンメリ GT-R ナガノ
ヤフーオークションでたまに出品されていますが落札価格は
定価の数倍の7,000~8,000円、時には10,000円を超えることも。。。
何故、これほどまで大人気なのかと言いますと
今の目で見てもボディラインが秀逸!
当時は同スケールでバンダイやニチモもありましたが
ナガノのケンメリは抜きに出て素晴らしい。
では、そんなナガノのケンメリ GT-R を考察してみましょうね。
もともと、ナガノのケンメリ・スカイラインはハードトップ 2000 GT-X として発売。
それを改修して GT-R にしています。
この箱絵、懐かしいですね~!
発売された当初は当時の定番、モーターライズでした。
箱の右下に赤文字でモーターライズと明記されています。
発売時の価格は 1,200円 でした。これが第1版です。
物価の上昇に合わせて 1,800円 に値上げ。これが第2版です。
第1期、2期ともに中身は同じでですが第2期になるとボディの成形色は
銀色だけでなく白色も見られます。
エンジン内部にモーターを入れてプロペラシャフトを介して動力を後輪に伝達。
パーツリストにもモーターライズが故の電池ボックスがあります。
それから、何年か時が流れ・・・キット価格も 2,500円に。
パッケージを見ると・・・同じじゃん・・・( ^ω^)・・・
でも、よーく見ると違いが・・・
分かるかな~?、分かんないだろうな~?
箱の右下をよく見るとモーターライズの赤文字がない。。。
そう、ディスプレーモデルキットになったんです。
ボディの成形色は白色。
組み立て説明図のモーターを組み込む1~3がカットされている。(笑)
そして、パーツリストも電池ボックスからプロペラシャフトに。
立派な?プロペラシャフトのパーツに変わっています。(笑)
そして、更に目をやると・・・・・・
なんのホイールか分からなかったものが RS ワタナベ のホイールと
幅広のタイヤがおごられているではありませんか。
これが第3版で最終となりました。
ヤフオクでナガノのケンメリ GT-R を目にすること自体も激減する中、
一番発売数の少ない第3版のディスプレーのワタナベ付き白ボディは
実車のケンメリ GT-R の生産台数が197台と今では考えられない中、
赤いボディがな、な、な~んと 7台 しかなかったというように
1/20 ケンメリ GT-R プラモの中の絶滅危惧種なんです。