こんにちは!
「半径1mを幸せにする」人間関係づくりカウンセラーの
ゆきです。
今回はついついしてしまう
「人と比べてしんどくなる」時の対処法についてお話します。
「あの人と比べて私なんて…」と
自分と他人を比べて、悲観的になること、
誰しも1度はあるんじゃないかなと思います。
「隣の芝生は青く見える」
なんて言葉がありますが、人間である以上
自分と他人を比較することは自然なことなのかもしれません。
確かに、人と比べることで自分の弱さやできなさを自覚して、
落ち込むことはあるでしょう。
でも、人と比べることって、悪いことなのでしょうか?
そもそも「人と比べて悲観的になる」ということは
いつ頃からするようになるのでしょうか。
おそらく、自分と他人の違いが明確になりやすい時期、
特に思春期の時期がそれにあたると思います。
小学校低学年では、
男女でそこまで体つきの差がなく、
男子と女子が一緒に追いかけっこをして遊ぶ
なんてことも日常的にあると思います。
そこから、特に女子は生理が始まり、
体つきが女性らしくなっていく時期に入るあたりから、
少しずつ身体的な違いが出始め、
中学生になると成績によって、自分と他人の違いがさらに明確になっていきます。
だから、中学生の時期は特に
友人関係や成績、スポーツなどの悩みが出やすくなります。
でも、自分と他人を比較することでのメリットもありますよね。
「あの人よりも運動神経がよくなりたい!」
「あの人よりも成績を上げたい!」
そういった気持ちから自分を奮い立たせ、努力に結びつく
なんてこともたくさんあります。
つまり、自分と他人を比較すること=しんどい
というわけではなくて
自分と他人を比較することで、
自己否定し、悲観的になるからしんどくなるのですね。
ということは、
自分と他人を比較することをメリットの方で
見てあげることができれば
隣の芝生が青く見えたとしても、
自分の芝生の色も大事に思うことができる
のではないでしょうか。
とはいっても、一度自他比較からくる悲観的思考に入ってしまうと、なかなかそこから抜け出せない…
ということも当然起こると思います。
そんな時は、思考のクセが邪魔をしています。
思考のクセとは、自分の思考パターンのこと。
例えば、
あいさつをしたのに返事をされなかった。
私って嫌われてるのかな?と思った…
とします。
これは過去の私の経験ですが…
これはどういうことかというと、
返事をされなかったことが、イコール
私は嫌われているのかもしれない
という思考に結びついている状態です。
もしかしたら、
あいさつをされたことに気が付かないくらい、
何か大きな悩みで頭がいっぱいだったかもしれないし
ただ単に風の音で聞こえていなかっただけかもしれない
何が本当か、事実はわからないけれど、
私は「嫌われているかもしれない」と瞬時にそう思ったわけです。
それって、日常的に
「私は他人から嫌われているかもしれない」
という思考がどこかにあるからであるとも言えます。
ちょっと怖くないですか…?
いつの間にか、
自分で自分のことを「私は嫌われているかも」と思っている
つまり
「私は嫌われても仕方ない人間だ」と
自分で自分にレッテルを貼っているということ。
それに気づいた時に、
私は自分のことをたくさん傷つけてきたことに愕然としました。
今では、思考のクセを理解して、
自分を大切にすることができていますが、
もし、
自分と他人を比較してしんどい…
と今悩んでいるのであれば、自分の思考のクセがないかな?
ということをぜひ考えてみてください♫
今日はこのへんで。
ここまで読んでくださってありがとうございました!