今回は、カウンセリングを受けたクライアントさんの
満足度と効果は別物だという話をします。

カウンセリングで「満足」してもらうには

カウンセリングでお客さんに
満足していただくのは簡単です。

 
怒りや悲しみをぶちまけて
スッキリしてもらえばいいだけです。
 
ほとんどの人がスッキリすると、
問題が解決したと勘違いします。
 
でも、何も改善してはいないので、
また泣いて叫んでスッキリするために
カウンセリングに通い続けることになります。
 
つまり、リピーターになってもらうには、
問題を解決せずに
感情だけ吐き出させてスッキリ
してもらえばいいのです。

 
なので、世の中、このような

エンターテイメント系のカウンセリングが
蔓延してしまっているわけです。

「効果」のあるカウンセリング

しかし、私は、こうすればお客さんが増える

ことがわかっていても 

こういうカウンセリングをしません。

なぜなら、私がカウンセリングをする目的は、

一時的にスッキリしてもらうことではなく、

相談者さんが幸せな未来を築けるように

サポートすることだからです。

抑圧している感情を吐き出すことが
問題解決になるのではありません。

・どんな気持ちをわかってもらいたいのか？(Feel）

・本当は何がしたいのか？(Do)

・どうなりたいのか？(Be)

という「希望へのフォーカス」することが
カウンセリングの効果を生み出す
のだと矢野は考えています。

「パンドラの箱」の話の続き

有名な「パンドラの箱」の話。

パンドラが箱を開けたら、
そこから、あらゆる災いが出てきた。

そして、最後に「希望」が出てきた。

これを私たちは、

「どんな苦しくとも、希望を忘れてはいけない」

という教訓として覚えていますよね。

ですが、この話には続きがあります。

箱の中から出てきた『希望』が話をするのです。

「災いは、勝手に人々に降り注ぎますが、
わたし『希望』は、
人がわたしの存在に気づいてくれなければ、
人を幸せにすることはできません」

そうなんです。

希望に気づかないと、幸せになれないのです。

悩んでいるとき、人は
自分一人では希望を見出すことができません。

ですから、クライアントさんが
希望に気づくお手伝いをさせていただくのが

カウンセラーの仕事なのです。

「希望を見出すカウンセリング」を学んで、
あなた自身と大切な人を幸せにしていきませんか？

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カウンセリングの「満足度」と「効果」は別物