前回の続きです。

過去のパワハラによって受けた
心の傷を癒し、
同じようなパワハラが起きたときに
どのように対処したらいいかを考える
イメージワークをご紹介します。


次の順番でイメージしてみてください。
ありありとイメージできなくても大丈夫です。

 

なんとなく思い出したり、
想像するだけで、
脳の中でははっきりと
イメージができていますから。

 

では、始めましょう。

① かつて、あなたがパワハラに

屈してしまったときのことを

思い出してください。

あなたに理不尽なことを要求した

権威者は誰ですか?

そこはどこですか?・

その権威者は、あなたにどのような

パワハラをしたのでしょう?

あなたは、そのとき、どのように
パワハラに屈してしまったのでしょう?

そのときのことを、
当時のあなたが主人公のビデオを
観ているように、
あなたの姿を入れて
思い出してください。



② ビデオの再生ボタンを押したまま

巻き戻しボタンを押しているように、

早回しで巻き戻している映像を

想像してみてください。

ただ巻き戻している、
と思うだけで大丈夫です。


③ 今度は、

このとき本当はこんなふうだったらよかった」
と思う通りに書き換えて
再生してみましょう。

そのとき、あなたは
本当はどうしたかったのでしょう?


誰に何をしてほしかったのでしょう?

どうだったら、
あなたは後悔しなかったでしょう?


パワハラを無かったこと
にするのではなく、
あなたがパワハラに屈せず
対抗したことで、
より良い結果になった。

あるいは、誰かが助けてくれた。

というように書き換えてください。


どうですか。すっきりしたでしょう?

パワハラされたことを思い出そう

としてみてください。

思い出すのが難しくなっていたり、
思い出しても嫌な気分が

伴わなくなっているはずです。


起きてしまったことを
変えることはできません。

けれど、私たちは、
どんなことがあったかではなく、

 

そのとき本当はこうしたかった
のにできなかった、

誰かにこうしてほしかったのに
してもらえなかった、

という果たせなかった未完了の想いで、
今も苦しみ続けている
のです。


だから、出来事をなかったこと
にして思い出さないようにしても、
苦しみは消えません。


出来事を無かったこと
にするのではなく、

そのとき
「本当はどうしたかったのか?」
「誰に何をしてもらいたかったのか?」
を考える
のです。

そうすることで、
未完了の想いが果たされるので、
後悔の気持ちも消えてなくなります。


また、そのとき本当はどうしたかったのか? 
を考えることは、
未来に再び同じような
パワハラを受けたときに、
どのように対処したらいいか?

を考えることでもあります。

つまり、過去の未完了の想いを
果たすことは、
より幸せな未来を築く
ことにもなるのです。


記憶は未来をよりよくするためにあります。

たとえ、それが思い出したくない
ような出来事であっても、
私たちは、そこから学ぶことができるのです。

 

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