僕のことを矢野「先生」と呼んでくださる方が多いです。

セミナー講師の中には、先生と呼ばれると
「先生と呼ばないでください」
と言う人がいます。

そういう人って謙虚な人だと思いがちですが、
僕は「先生と呼べ」と言うのも「先生と呼ぶな」と言うのも
相手の意思を尊重していないことには変わりないと思います。

だから、その方が呼んでくださる呼び名で
ありがたく受け取らせていただくことにしています。


さて、先生には2種類あると思います。

一つは教育者としての先生。
学校の先生ですね。

金八先生


もう一つは、社会的な地位によって呼ばれる先生。
政治家先生です。

小沢一郎



10年以上セミナー講師をしてきて、
「僕はセミナー講師ではなくて、教師だな」
とつくづく思うようになりました。

セミナー講師も教師も同じ教育者のように思いがちですが、
実はこの二つは別物なのだと最近分かりました。


セミナー講師は、ビジネスマンです。
あくまで、自分の講座ビジネスを繁盛させるのが目的です。

だから、商売敵を生まないように、
肝心のノウハウは出しません。

肝心なノウハウを出さないようにしていると言うより
出す必要がないということの方が多いかもしれません。

なぜなら、受講生さんのセミナー受講の目的が、
技術や知識の習得ではなく、
その場を楽しみたい
非日常的な感情の浮き沈みを体験したい
というのが実は多いからです。

だから、セミナー講師の目的は、
受講生さんを「楽しませる」ことなのです。


一方、教師の目的は、
生徒さんを「成長させる」ことです。

教師は、生徒が成長できるよう、
最終的には自分を追い抜けるように、
知識や技術を惜しみなく伝えます。


小学校や中学の先生で、生徒に対して、
「こいつは才能があるから、出る杭は打っておこう。
 肝心なことは教えないでおこう」
と思う人はいませんよね。



僕は、今まで不思議でなりませんでした。

なぜ、僕の講座以外では、
「本を出せるくらいのオリジナリティのあるカウンセラーが生まれないのだろう?」
「講師を超えるカウンセラーが、一人もでないのだろう?」


その答えが、セミナー講師と教師の違いだとわかったのです。


誤解されないように書いておきますが、
セミナー講師より教師の方が職業としてランクが上、
と言っているわけでは決してないですよ。

人を楽しませたいのか?
人に成長してもらいたいのか?

あなたが教える立場にあるのなら、
どちらを目的にしたいのか?

あなたがセミナーを受講するのなら、
どちらのタイプの人のセミナーを受講したいか?

を明確にしましょう。
と言うご提案です。


さて、僕のことを「先生」と呼んでくださる方の多くは、
小学校や中学の先生と同じ感覚で、
僕のことを教育者だと思ってくださっているのだと思います。

これからも「先生」という呼び名に恥じぬよう、
教育者として生きていきたいと思います。


+++++++++++++++++++
『問題解決セラピスト養成講座』

・東京(水道橋ほか)
・新大阪
・札幌(大通)

人生を変える
「癒し」と「願望実現」の方法が満載

卒業生が次々に本を出すほどの一流カウンセラーに!
出版デビュー16名(2016年5月時点)

この講座を受講しなければ
一生知ることのないことが
たくさんあります。

『問題解決セラピスト養成講座』
+++++++++++++++++++