親に虐待を受けていたにも関わらず、

自分の子どもには、それを繰り返さずに、子どもが安全基地としての家庭を感じられる子育てをされている方がいらしゃいます。


反対に、親にされたのと同じことを、我が子にもしてしまう人もいます。



この人たちのいったい何が違うのでしょうか?


両者とも意識的には「虐待を繰り返すまいと決意している」のです。


それにもかかわらず、違いが生れるのはどうしてでしょうか?



虐待を克服できた人、繰り返してしまっている人には、それぞれある共通点があるように思います。



虐待を克服できた人たちの共通点


それは、親が自分にしたことは間違っていることであると、親の行為を憎むことができている


だから、自分の子どもに対しては、同じ行為をしない。




虐待を繰り返してしまっている人たちの共通点


親を憎んでいるにもかかわらず、

親の虐待行為を愛の鞭だとして容認してしまっている


だから、自分の子どもにも、愛の鞭だとして同じ行為をしてしまう。



つまり、両者とも親の人格を憎んではいるのですが、

克服できた人は、親の行為も憎んで否定しているのに対して、

繰り返してしまっている人は、行為は容認してしまっているのです。



つまり、親の虐待行為は憎んでいいのです。


むしろ、親のしたことを憎み否定する必要があります。



ですから、親を憎んでいるというご相談にいらした方に


「どこの世界に、子どものことを愛していない親がいますか!」

「本当は、愛してくれていたんですよ。ただ、あなたがそれに気づいていないだけ」


なんて、ことを言ってしまったら、それは害になるカウンセリングになりかねません。



では、どうしたらいいのでしょう?


矢野の心理療法では、親のしたことは憎み否定したうえで、

親の中にある弱さと、そんな親であっても大切に思っている自分の愛に気づくように誘導していきます。


そのことで憎しみが消え、赦しが起こります。


その段階にこれて初めて

「本当は、親は私のことを愛してくれていたんだ。ただ、愛情の表現方法が適切でなかっただけだ」


という気持ちになり、親からの愛を確認することができるようになります。



ドキドキ 矢野の心理療法を体験してみてください


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