土日は、問題解決セラピスト養成講座のプロフェッショナルコースでした。

このコースでは、私が受講生さんに、技法にこだわらずにセッションをさせていただき、解説をします。


意図していないのですが、不思議と毎月、ご相談の内容に共通点というかテーマが出てきます。

今月のテーマは「自分の心の中の親を癒す」でした。


今の自分が、人から認めてもらえない、愛してもらえていない、

と思う苦しみの原因をたどると、

自分の親も同じ思いをしていたことに気が付きます。


そんな場合、今の自分の苦しみを解消するには、

親の気持ちを理解しようとし、親に感謝したり謝ったりする必要があります。


すると、自分の気持ちを認めてもらえた親は、

子ども時代の自分に対して、愛情を注いでくれるようになります。

あるいは、子ども時代の自分に、謝罪してくれます。


そうやって、親に気持ちを認められ愛情を注がれた経験を

イメージの中ですることで、

自己否定感や親や配偶者に愛してもらえていない、という思いが解消されます。


そのことで、子どもや配偶者に対する接し方が、現実の世界で変化します。


そんなワークが、今月は多かったです。



そのせいか、夜こんな夢を見ました。


夢の中で、亡くなった父が出てきて、私にメガネを買ってくれようとします。

メガネ店に行くと、店がなくなっていました。

別のメガネ店に行くと、休みでした。

それでも父は、私にメガネを買ってくれようとして、車でメガネ店を探して回ります。


今の私は、レーシック手術をしたのでメガネを必要としません。

でも父は、メガネをかけていない私を見て、メガネを失くしてしまったのだと思って、

一生懸命、メガネを私に買い与えようとしてくれているのです。


このようなことが親子の間では、よく起きます。


成長した子が、もはや必要としていないものを

親は与えようとしてくれます。

親の中では、子どもは、まだ幼子のままなのです。


夢の中で、私は父に言いました。


「お父さん、あなたの愛は、確かに私の中で生きています。


そして、あなたから受け継いだ愛情を

今、私は子どもたち、あなたの孫たちに注いでいます。


そして、この子たちも、自分の子に愛を受け継いでくれるでしょう。


そうやって、あなたの愛は、

子々孫々まで受け継がれ続けます。


ありがとうございます」



父は、ニッコリ頷いて、車で天国に帰っていきました。


天国に帰っていく父を見送っている自分の後ろに

私は、たくさんの子孫たちの存在を感じていました。



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