こんにちは!井上ききです。
子どもの用事でスポーツ用品店と、楽器屋さんにでかける。
ギターの修理に行くのに、ギター忘れて出かけて戻って来たりする。
おちつけ、わたし。
わたし、人が大好きなものについて話している姿が大好物です。
長男(中1)が語る、あこがれのホームランの話はなかなかいい。
「おかーさん、あのさ。打った瞬間にホームランってわかって、ゆっくりダイヤモンドを走り始めるやつ、あれ一回打ちたいわー。」
そう話しながら、バットを放り投げて走り始める様子を詳細に演じてくれる。
そして、次男(小4)が語るグッとくるギターのコードの話も、聞き飽きない。
「きょう新しく習った“しーまいなー”ってコード、ボク気に入っちゃったんだよー♪ちょっと弾いてあげるね。」
次男はコードだけじゃなく、この曲のここのフレーズが大好きなんだとか、細かく好きを伝えてくれます^^;
小さなころは、ショベルカーの美しい土のすくい方について話してた。
あの、すくった後に、アーム部分を振動させて少し余分な土を落とすヤツを、長男がいたく気に入ってた。笑
ときには、ヘラクレスオオカブトの背中の色は湿度によって真っ黒になっちゃうけど、黒い方が好きって話だったり…
わたしは、そういう話は聴き逃さない。
しかも、よその子が何を好きか?ってことも、忘れない。
Aくんは恐竜が好きで、Mちゃんはアイカツが好き。あの子は製薬会社のCMが大好きで、あの子はアナ雪のセリフを言うのが好き・・・
もちろん、子どもに限らずね。
Sさんは無印が大好きで、Kさんは千葉ロッテが大好き。あの人は、あさくまのコーンスープが大好きで、あの人は戦国時代が大好き。
その大好きな何かについて表情をほころばせて話す姿がわたしは大好きで、
その姿を見てると、その人を大好きになってしまう。
そして、思い出すだけでうれしくなるからありがたい。
わたしは、誰かの「好き」の話をうれしい!ありがたい!と思ってずっと聴いてきた。
子どもたちの「好き」の話はとくに。
子どもの話は、意味が無さそうに聞こえるけど、その中に「好き」がある。
だって、好きでも嫌いでもないことを、わざわざ話す人はいないのだ。
最初は「キライ」の方を話してることもある。
それなら、「そっか。それがキライなんだね、じゃあ、スキはなに?」ってきいてみるのです。
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