今日は朝から、学友よりヘルプコール。
実家から遠く離れ、立派なお仕事についている彼女。
今日は雨なのに出勤日。
旦那様はお忙しくて日常の育児は彼女の担当。
もうすぐ2歳になろう子どもちゃんを、
いつもならバギーに乗せて保育園まで送るのですが
今日は雨だから抱っこで歩いて。。。
その細い身体でどうやって、
赤ちゃんを脱した幼児を抱いて歩いたのか
想像できないほど。
彼女はがんばっている。
途中、あまりに疲れて歩道で一休みしていたら
向こうから
暴走ママチャリがものすごいスピードでやってきた上
「気を付けなさいよ!!!!怒」と怒鳴られたという。
明らかに向こうもお母さん。
朝の忙しい時に雨に降られて
イライラしていたのだと思う。
けれど、
大変なのはみんな同じ。
そのイライラを道すがらの同じ母親にぶつけるのは筋違い。
ぶつけるべき相手は、余裕のない自分自身。
友人も、先方への理解は示しつつも
とても悲しくなって涙が込み上げてきたそう。。。
でも、そこで我慢して積んだ徳は、
きっと我が子に還ってくる。
そう私は自分に言い聞かせています。
情けは人の為ならず…
とはよく言ったもので
子どもが居ない時であれば、
人に良くしたら自分に還ってくるかも。
なぁんて単純に何となく思っていましたが
今は違います。
どんなにイライラしても、腹の立つことがあっても
どれだけ歯がゆくても
「未熟な我が子も
これから同じ事をして世間様に迷惑を掛けるはず。
そんな時に、たった一人でいいから
温かく励ましてくれ、
見守ってくれる人が現れますように」
との願いを込めて
未来のそんな人と同じように
今の自分がそんな存在になろう。
職場でも、新人さんが的を得ないことをしたり
上司に理不尽なことを言われたりしましたが
「自分も未熟だったように、この人も未熟。
そしてこれから成長する我が子も永遠に未熟。」
だからこそ、人を責める人にはならない。
ぐっと受け止めて、
共に成長出来る道しるべになろう。
そんな風に積んだ徳は
きっと子どもだちが学生から社会人になる過渡期、
学びが多く、未熟で不慣れて挫折しそうな時に
ふっと温かく支えになって下さる人の登場、
という形で還ってくる、と信じています。