うちの実家は歯科診療所なのですが、前々から心疾患や脳疾患を既往している患者さんの受診が多く、院長父と検討していました。
金がかかるからすぐには無理かなってエビデンスを調べずに結論をだして近位の提携医院に回せばいいかなと放置されてたわけです。
でも、今回BLS認定を受けて実際には除細動適応症例では除細動するしか心臓の機能回復が見込めない(胸骨圧迫、人工呼吸では治らないし限界がある)ことを学びました。循環動態を人の手で行うことは最低限後遺症を少なくするためにするべきことですが、果たして医院レベルでそれでいいのだろうかと、、。
そんで薬剤投与ももちろん重要だけどACLSを行えるようにしてない場合、CPRを行わないと循環動態が悪いのだから後遺症が残りやすいに決まってる。そういうことを頭でわかっててても認識してるようでしてなかった。恥ずかしいことです
CPRは最低限の循環を保つ、予後は明らかに違うはず。
そう思って親父に久々電話で話し合いました。
ちなみに歯科麻酔学の教科書より抜粋で、
心停止は年間1000人の歯科医師中3人が経験するらしい。
なんらかの全身偶発症による死亡頻度は15000~20000人中1人らしい。
死亡頻度を今の医院の現状と重ね合わせてみたら
1日60人平均患者数とすると、250日~333日に一人は死亡する可能性があるということになる。
これには自身びっくりした。![]()
早速、院長に提言し、院長自身もBLS、ACLSを受けにいってくださいと嘆願いたしました。![]()
また、衛生士や技工士さんもBLSは当然座学でなく少なくとも常勤の人は受講するようにしてくださいとおねがいいたしました。
学生ですが、僕自身、実家では診療介助をしたりしています。もしも何かあったときにどうするのか、危機管理の大切さが身に染みてわかってきました。BLSプロバイダーの認定を受けたことで自分自身がなんか責任が重くなった気がします。
そんで今は心臓の勉強をしなおしています。心電図の波形読めないとACLSできないしね。最低限のことはできなきゃ。エキスパートナースとかの急変時対応の特集とかも引っ張り出して読み直したりして。
今までも全身疾患の対応は重要と思っていたつもりなのに、今読むと前とは違う視点で頭に入ってきます。死と向き合う必要がなかったはずの患者さんを医療体制でそうさせるわけには絶対にいかないです。
いい医療人になりたい。学生生活をこなすのにいっぱいいっぱいで、少し錆びついてた初心が新しく再生してきた最近の自分がいます。BLSプロバイダーのバッジを白衣の飾りにはしない![]()