生卵を割ったときに、ときたま血が混じっていることがあります。
何だか気持ちが悪くて、もったいないですが食べずに捨ててしまうこともあります![]()
血がまじっているのは、ふつうは卵の黄身(卵黄)の部分です。
血が混じる割合は、おそらく50個に1個ぐらいか、もっと少ないと思われますが、どうしてそんなことが起こるのでしょうか?
ニワトリの卵巣のなかには、たくさんの卵のもとが入っています![]()
それはまだ卵黄(黄身)だけで、これが充分に熟すると、卵黄膜が裂けて、輸卵管に送り出されます。
そして、輸卵管を回転しながら下っていくときに卵白が付着し、卵殻膜ができます。
最後に殻(卵から)がつくられて、それが固まると対外へ放卵します。
血が混じるのは、ふたつのケースが考えられます。
ひとつは、卵黄膜が裂けて輸卵管に送り出されるときです。
卵黄膜は裂けてもふつうは出血しない構造になっていますが、ときとして出血することがあります。
また、輸卵管内を移動中に輸卵管から出血することもあります。
それが卵黄に付着するために、卵に血が混じることになります。
いずれにしても、血それ自体は無害なので、血の混じった卵を食べてもとくに問題はないそうです![]()