最もプピュラーなワキガ手術法ですが、保険を適用する可能性も高く再発もほとんどしないと言われていますが、どんな方法なのでしょうか。実際に手術方法は、局部麻酔を行って脇の下を3センチから5センチ切開して、切れ込は脇の大きさにもよってきますが、おおむね1本か2本となっています。切れ込みをいてれ皮膚を裏返します。
アポクリン線はいくら粒のように肌の裏に並んでいる状態なので、すべてのはさみで切って取り除いていくのです。細かい作業なので、時間はかかると言われていますが、熟練の医師の場合には、片側20分程度で両方を行っても1時間から2時間で終わるようです。
医師が切開を行うので、自分ので確認して取り除いていくので、再発の可能性はほとんどないと言われています。
しかし、他の手術をと比較すると手術痕が大きくなってしまうので、それがデメリットとなっています。実際に、人前などの目だってしまうと施術しているということが知れてしまいます。
また、施術後は入院の必要はありませんが、固定しておくことが重要で、固定できない場合には、内出血やあざの原因になってしまうこともあります。
激しい運動も避ける必要があり、術後2日~3日程度でガーゼを取り、4日~5日で包帯を外すことが出来ますが、糸抜きは2週間ごとなっています。化膿などに注意が必要で自宅で薬を塗ってケアを行う必要があります。
また、手術後は個人差によりますが、一ヶ月~二ヶ月程度は皮膚が固くなってしまったり、赤みが出たりすることもあり、完全に肌を落ち着けるには、半年から1年かかると言われています。
すぐに、今までのような生活を行うことが出来ないので、少し長い休みなどがある方にはお勧めできますが、日常で仕事などに支障をきたしてしまうこともあるのでよく考える必要があります。
ワキガを解消することができるのならと思って行う人もありますが、すぐに効果を得る事は難しいく、傷痕が残ってしまうために、夏でも脇の露出を避ける必要があります。
また、実際に、ワキガを解決できても、その後自信を持てなかったら、今までと同じと感じる人もいると思います。確実を求めるという人は、傷の覚悟も必要になってくることを頭に入れておくようにしましょう。