新潟県遠征
ラヲタとそれ以外の人には考えに違いがあります。
非ラヲタにとっては新潟県は「米の産地」でしょうか?
青森県や山形県、千葉県が激戦区であるのを知らないのと同様に。
ということで、4/30、5/1の二日間で「らーめん王国」新潟県にイキ17軒(埼玉1軒)食べてきました!
一か月前からネット、新潟らーめん雑誌×3で予習を重ね、車でまわる順番、効率のいい攻め方をシュミレート。
とにかく多連食は時間効率が勝敗を左右します!
まず「らーめんの国」新潟県と言えば押さえなければならないのは以下。
★五大ご当地らーめん★
恐ろしいことに新潟県にはメジャー処で五つもご当地が存在。
①新潟あっさり醤油
新潟市周辺に根付き、澄んだスープは煮干し出汁であることが多い。
・起源:新潟市の堀に沿った屋台。堀が消え、屋台から店舗になる。
・首都圏で食べれる: 蓬来軒@千葉県
②燕背油らーめん
燕市周辺に根付く豪快な背油らーめん。極太麺に強烈な煮干し、背油は圧巻。
背油がスープのフタになり、温度を保つ。
・起源:当時工業地帯であった燕市の働く人たちを満足させるため。
・首都圏で食べれる:らーめん潤@各店舗、丸め@各店舗、どっかん@幡ヶ谷
③長岡生姜醤油
長岡市に根付く生姜が香る濃い口醤油らーめん。
・起源:生姜で寒い新潟県を暖める。
・首都圏で食べれる:青島食堂@秋葉原、我武者羅@幡ヶ谷
④割りスープ付き濃厚味噌
新潟市に主に根付き、超濃厚スープに極太麺を合わせる。丼はかなりデカい
割りスープが付くのが特徴で、このレンゲは日本で一番でかい。
・起源:ブレンドした味噌の濃厚スープを、自分の好きな濃さに調整してほしい。
・首都圏で食べられる:弥彦@幡ヶ谷
⑤三条カレーラーメン
三条市に主に根付き、30店舗以上が提供する立派なご当地。スタンプラリーもある。
シンプルなルゥから、ライスinスープ、背油チャッチャ、ブラックカリーなど挙げればキリがない。
・起源:当時商業が盛んで食事の暇すらない三条市の職人たちは、ハイカロリーな出前を好んだ。
・首都圏で食べれる:大沢食堂@千石(三条は恐らく由来ではない)
⑥その他
・ミサの味噌・・・上越市に根付く新潟濃厚味噌とは別物。甘い味噌にニンニクが効く。
・オーモリラーメン・・・上越市に根付く豚骨醤油らーめん。
・高田あっさり醤油・・・上越市高田に根付くあっさり醤油。
・花びらチャーシュー麺・・・「いかにもチャーシューメン」なルックスで花びらのように、丼にたくさん盛る。
・小千谷の豪快ならーめん・・・小千谷市にはジャンルはないものの、ガッツリ系のお店が多い。
・朝らーめん・・・店舗数は少ないが朝から楽しめる。
・新興勢力・・・ご当地だけでなく首都圏流行りの味もたくさんある。G麺やつけ麺、首都圏出身、ネクストブランドなど。
どのご当地らーめんもやはり他の地域と同じで、生まれるには「気候」「町の背景」などが関連していてルーツが面白い。
さて今回の旅ですが、敵は「胃のキャパ」なんかより
・渋滞
・大行列
・臨休、麺切れ
というG.W.ならではの障害。
結論から言えば渋滞、臨休はなく、問題は いち井、青島食堂 の行列だけですみました。
この行列により、多少のスケジューリング変更はありましたが、満足イク成果を得たので
次の記事から紹介してイキます!