黒ごま担々麺/めん屋 みの家 | 【men que】宮城・仙台ラーメン食べ歩き

【訪問】2018年 9月28日
【杯数】2018年 42杯目
【店名】めん屋 みの家(Twitter

【回数】1(前回の記事
【品名】黒ゴマ担々麺

【価格】860円
【ゆっけ度】★★★★
【備考】限定。

 

 

 


 

 

 

本竈の冷し担担麺を食べた後、一気に4号線を南下します。
正直この時点で腹九分くらいな感じではあったのですが、本竈と同じく9月末までの限定麺をリリースしているお店があったのです。
4号線柴田バイパスを南下し、表蔵王国際ゴルフクラブに曲がる信号を左折します。
ミニストップのある信号の1つ北側の信号と言えば良いのでしょうか。
そこにあるのは、めん屋 みの家。
上でいろいろ書いていますが、4号線からも見える建物なので比較的分かりやすいかと。
以前は太白区の中田のあたりにあったお店ですが、しばらく前にこちらに移転しました。
移転後は初訪問です。

メニューはしお、しょうゆ、みそと大きく3種類に分かれています。
しかもそれぞれ細麺、中太麺、太麺と、使用する麺も変えているこだわり。
しおはチャーシューのバリエーション。
しょうゆはサバだし、とり、黒中華の3種類(・・・なのか?)。
みそはみそ、辛みそ、赤中華の3種類(・・・で良いのか?)。
さらに汁なし中華もあるので、メニューはかなり豊富です。
しおは「そば」、しょうゆは「中華」、みそは「ラーメン(らーめん)」と表記が異なっているのもこだわりでしょうか。

そんな中でこの日のお目当ては、9月の限定麺。
白ごま担々麺と黒ごま担々麺の2種類が同価格でリリースされていました。
これは迷う。
が、券売機なのでそう迷ってもいられず、なんとなく黒を選択。

店内が空いていたこともあり、それほど待たずに配膳されました。
器に顔を近づけると、どこかカレーを連想させるようなスパイシーな香りが鼻をくすぐります。
きっとその香りの出所は、丼の中央の肉味噌。
ひき肉と呼ぶにはけっこうなあら挽きで、肉の粒が大きく、食べごたえがあります。
この肉がなかなかスパイシーでしっかり目の味つけなので、これ単体でご飯にのせてもいけそう。
ちなみに、このひき肉の下に豚チャーシューが隠れているのも高ポイント。
柔らかさの中にちゃんと肉感があります。

スープは黒ゴマだけあって真っ黒。
粘度が高い訳ではありませんが、胡麻の濃度がすごいです。
黒いスープそれ自体は、辛さよりも甘みが際立っている印象。
そのスープに浮かべられたオレンジ色のラー油が辛みの構成要素でしょうか。

3種類の麺があるこちらのお店ですが、この限定に使用されていたのは中太麺。
この日2杯目だったからでしょうか、麺量が多めな気がしました。
スープのゴマがよく絡み、満足度が高いです。

何年か前のラーメンWalkerを見ると、店主はどうやらラーメン店の前に柴田町の太陽の村で働いていたそう。
あそこは味噌ラーメンが有名ですが、それ以外にもメニューが豊富なので、こちらのメニューの豊富さはそのあたりがルーツにあるのかもしれません。
もちろん店主の研究熱心さが大を占めているとは思いますが。

移転前の店舗ではしおそばが美味しかったので、次はしおそばかなぁ。
限定の開発も熱心な店主さんなのでそちらも楽しみです。