🔵医者に殺されない 47の心得
近藤 誠さん
●大人になると動脈も老化して硬くなり、血液を先に送る力が衰えます。
そこで、体は年をとるほど血圧をあげようとします。
脳や手足のすみずみまで血液を送り続けるため。
それを薬で下げたら、ボケたりふらついたりしてしまいます。
フィンランドで、75歳から85歳までの「降圧剤を飲まない」男女521人の経過を見た調査では、80歳以上のグループでは、最高血圧が180以上の人たちの生存率が最も高く、最高血圧140を切った人たちの生存率はガクンと下がっています。
なのに日本では、最高血圧130で病気にされ、薬で下げさせられているんです。
●基準値を下げると、儲かるのは誰?
その結果、薬品業界はホクホクです。
1988年の国内の降圧剤の売り上げはおよそ2000億円だったのが、2008年には一兆円を超えています。
基準値をささっといじって、薬の売り上げ6倍増。
血圧商法、大成功です。
また基準作成委員の多くが、製薬会社から巨額の寄付金を受け取っているのも問題です。
例えば2005年に作成された、高血圧の基準も含む日本版メタボ診断基準の作成委員会メンバー。
そのうち国公立大の医師11人全員に、2002から2004年の3年間に、高血圧などの治療薬メーカーから合計14億円もの寄付金が渡っています。
●いまだに悪者扱いのコレストロールも、実は「長寿の元」です。
1980年代に福井市の約77,000人を5年間追跡したら、男女とも、コレステロール値の最も低いグループの総死亡率が1番高く、男性は、血中コレステロール値が高いほど、総死亡率が低いという結果がはっきり出ています。
しかし治療の基準値はなかなか変わりません。
コレステロール低下薬も、億単位、兆単位のお金を生み出す「打ち出の大鎚」なんです。
検査の数値を見ないで、体の力を信じてください。