土曜日(2025年3月22日)に、渋谷で開催されている「宇宙戦艦ヤマト全記録展」を見てきました。
とくに予約もせずにぶらっと行ったらかなりの行列が!思わず行くのやめようかと思いましたが・・・・
最寄りのローソンで当日券を買うと良い、というネットでのアドバイスがあり、それでやってみました!おお、サクッと当日券が買えたぞ!
というわけで無事に会場へ入場完了!会場内には歴戦の勇士ならぬヤマト世代の客が沢山!
全記録展というだけあって、展示物は設定や原画などが多く、派手さはあまり感じられません。
しかし!古くからのヤマトファンにはこういうのがたまらないのですよね(笑)
今回このイベントをプロデュースした庵野秀明の言葉が。
ヤマトの初期設定。小惑星宇宙船だったころのヤマトと、戦艦風の宇宙船になった頃のヤマト。これらの初期企画のままだったらどうなっていたのか、思わず考えてしまいますなあ。
これは興味深い。ヤマトの航海は、最初は2万光年。ということは、行く先は大マゼラン星雲ではなく、銀河系内の航海予定だったのですな。それにしてもかなり厳しい航海だったのですな・・・まあ本番のアニメでも、決してこれに負けないくらい厳しいものでしたが。
キャラクターのイメージデザイン。現在の松本零士風とはかなり違ったイメージ。川崎のぼる風味というか、タツノコプロ風味というか。今から見ると相当古臭いですが、70年代前半のアニメとしてはこんな感じが普通だったんですよね。
アニメ放送開始の10カ月前ごろ、松本零士の参加。キャラクターが今我々が知るキャラクターになり、グッと現代的になりました。
松本零士が参加していなかったら、ヤマトはどういう作品になっていたんでしょうなあ。
スターシャ。やはり初期設定だと、ヌードに薄物をまとったようなイメージだったのね。この女性キャラがヌードに薄物をまとうというイメージ、昔の海外SFでもよく見ましたねえ(笑) なぜ本番では採用されなかったのだ!ばんばん!SFなのに!
唯一、ひおあきらのコミカライズ版宇宙戦艦ヤマトのスターシャがこんな感じでしたね!
むむ、このシーンは何だろう 気になる(笑)
アナライザーは最初からほぼ今と同じ。完成されたデザインだったのですなあ。
そして、決定稿の宇宙戦艦ヤマトのデザイン。うーん素晴らしい。今見ても付け加えるところも、省くところも何ひとつない!
惚れ惚れする!これが50年前のデザインだとは。
ただ、あまりにも優れたデザイン故、シリーズ後続作品でもこのヤマトデザインの呪縛に捕らわれて、発展がなかったのでは・・・と個人的には思うのですよね・・・ガンダムや、スタートレックのエンタープライズ号など、後続作品でアップデートされていったのと比べると・・・
個人的に今回の記録展ですごく印象的だったのは、下書きの凄さ。すごく色気のある線で描かれていて、ハッとするんですよね。
この地下都市なんかもすごいスゴイ。今回、当時の実際の下書き、鉛筆で書かれたそのままの絵が沢山展示されていて、これが引き込まれるものが沢山ありました!残念ながら、このブログの写真では伝わらないと思います。
可能なら、ぜひ実際に足を運んで見に行って欲しいです。この地下都市の下書きとかもホントすごいです。目に刺さります。
このヤマト艦橋付近のスケッチもホントすごい。ほれぼれします。かなりの時間、見入ってしまいました!
この絵もすごい!ガミラス戦車がすごいかっこいいんです。鉛筆の線画とても色気がある!
でもこれ、下にアナライザーが。つまり、ガミラス戦車がアナライザーに手もなくひねられているところなんですよね(笑)
いやしかし、すごい絵です。感服しました!
しかし、息をのむほどすばらしい下書きは、第5話か第6話くらいまでに集中していた感じ。これ以降は、そこまで息をのむほどの下書きは少なくなってくる感じです。もちろんないわけではないですが。
この絵なんか良かったですねえ。うーん、この絵はもしかしてスタジオぬえの宮武さんかなあ?なんかこのタッチ、そんな気がします。
おお、これは!私の好きな回、第19話「宇宙の望郷!母の涙は我が涙」に出てきた森雪のネグリジェ!アニメ本編ではかなり細部が省略されていまいちダサ・・・だったけど、デザインだともうちょっと可愛いものになっていますな!
ガミラスの3段空母。これを見てた人が、「当時見てた時、なんで赤城が宇宙に出てくるの!と思った!しかも敵側だし!」みたいなことを楽しそうにツレと話をしていたのが印象的でした(笑)
絵コンテ。これは最終回かな、あの印象深いシーン。このままじゃ古代君が死んじゃう!
ヤマト放送当時の出版物。どれも思い出深い。個人的には、一番思い出深いのはノベライズ小説(著:石津嵐)ですね!(上段左の2冊)
アニメ本編とはかなり違っていて、壮絶な展開!当時すごいな!と思って読んでいました。島大介はガミラスにサイボーグに改造されてスパイにされ破壊工作を行って殺されたり、キャプテンハーロックは沖田艦長の実子だったり、ラストはヤマトがイスカンダルに特攻・自爆とか、とにかく壮絶!しかし大好きでした。あとから知ったのですが、この小説版はかなりヤマトの初期設定によって書かれているのですね
この小説版(前後編)は後に1冊にまとめられて、朝日ソノラマのソノラマ文庫発足の際、第一弾として文庫本として発売されました。
当時の出版物の一つ、ロマンアルバム。
徳間書店から出ていた(今も出てるのかな?)アニメのムックのシリーズ。今とは違って、アニメ関連情報の本はそんなにたくさん出ている時代ではなく、ロマンアルバムはアニメファンにとって非常に重要な出版物でした。そして宇宙戦艦ヤマトはその第一弾でした。
でた!月刊OUT、この創刊2号で宇宙戦艦ヤマト特集!もともとサブカル雑誌として創刊したOUTですが、このヤマト特集がかなりのヒットを記録したのでだんだんアニメに比重を置くようになり、アニメ雑誌になっていったのですよね。
ヤマトのレコード群。当時はビデオもない時代、アニメのメディア展開といえば音楽のレコードは非常に重要でした。特にヤマトの場合、プロデューサーの西崎義展が音楽畑出身という事も多分関係あるのでしょう、音楽にかなり力入れていましたなあ。私もこの中のレコードをいくつか買いました!
展示されていたヤマトの立体物。むむ?なんか見覚えあるな、この内部構造・・・・当時バンダイから出ていたプラモデル、メカニック・ヤマトを拡大したものではないのかな?
物販のコーナーでは、氷川竜介さんの宇宙戦艦ヤマト全話解説を買いました。氷川竜介さんは、アニメ・特撮研究家で、宇宙戦艦ヤマトのファンクラブ会長を務めたことが切っ掛けでこの道に進んだという、いわば日本のアニメオタク第ゼロ世代とも言える方です。その方が語るヤマトにはすごく興味があったので、今回のイベントでヤマトについての本が売られると聞いたので、これは買わねば!と思いまして。
以上。いやあ楽しかった!私もガンダムよりはまずヤマト世代なので、実に感慨深い。あれからもう50年も経ったのか ( ゚-゚)トオイメ





































