ドクンッドクンッ。




きや?なんで黙ってるの・・・?




きや「お前の事好きだから・・・///」




え?嘘でしょ




すいり「冗談?本気?」




きや「これ信じて欲しいんだけどな。苦笑///」




!?!?!?!?!?!?




なな、、ごめん。お姉ちゃんなのに




譲れなくて・・・




すいり「うん!うちも好きだったよ。」




きや「だったって事は・・・?今嫌いってこと?」




あ!言い方間違えちゃった




すいりは今気持が上がっていて




ななの気持ちを考える事さえ出来なかった




すいり「いや、今もす、好きだからっ///」




きや「付き合ってくれる?」




すいり「・・・うん!」




嬉しい!!大好きだったきやと




付き合えるなんて♪




~帰宅~




すいり「ただいまー☆」




お母さん「あら、おかえりなさい!」




ななはリビングのソファに座っていた




その時すいりは、ハッ!!!!と




思った




そういえば・・・なな・・・




なな「お姉ちゃんおめでと、がんばー。」




棒読み?




すいり「ごめんね?」




なな「別にー好きな人と両想いだなんてー憧れる。」




すいり「・・・・・・・・・。」




なな「竹下先輩に早く告白しとけば。」




すいり「・・・なにそれ・・・。」




なな「え??」




すいり「だから・・・誰とでも付き合えるって訳ぢゃないのに。」




なな「??」




すいり「なのに、ななだったら付き合えてたとか思ってんの?」




なな「うんっ!だってさーお姉ちゃんよりモテるし、お姉ちゃんより積極的でアピールしてるしー。」




すいり「うざいんだけど。でもさ、きやはうちの事好きなんだよ?」




なな「うん。知ってるし。笑」




すいり「ななの事なんて誰あの人って聞いてたくらいだし。他人みたいなもんだし!」




なな「・・・・・・・・・・・・。お姉ちゃん、、」




すいり「なに?」




なな「お姉ちゃんヒドイよ!大嫌いっっ!」




すいり「なな!まってよっ!」




なな「もう嫌だ!」




言いすぎた・・・




ななの目から大きな涙が




ポロポロとこぼれおちた




でも。うち悪くないし




ななの方が意味分かんないし




もう嫌だ




だいたい、ななはきやのこと




全然知らない癖に!!




(次回へ続く)

なんか毎回続かないんですが


初恋だけしか。。


勇気を持てた☆彡は中断させて


いただきます。すみません



今回は複雑な関係を書いてみます♪


一応恋愛系です(^O^)


では・・・



▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲



私、田中 すいり



今は隣に妹の、なながいる



性格は真逆な姉妹



うちは控えめなタイプだけど



妹は本当に積極的



そのせいで・・・



☀翌朝☀



すいり「はあああああ!もう朝だ!」



なな「お姉ちゃんおはよー!」



すいり「おはよ!」



普通に仲良し姉妹なんだけど



後から起きる出来事のせいで・・・



まだそのころは2人は知らない



複雑な関係になるなんて。



お母さん「あらーおはよう。」



すいり「そーいえば・・・今日土曜日か。」



あれ?なんか、なながお化粧してる?



なんでだろ。今までこんなことしてなかったのに



まーななも中学生になったし



オシャレを楽しむ年頃か^^



そんな勘違いをしている、すいり。



すいり「ななーなんでお化粧してるの?笑」



なな「別にどーでもいいでしょ!お姉ちゃんになんか。」



なんで言わないのかな・・・?



すいり「も!もしかして好きな人でも出来たの!?」



なな「だから、どうでもいいぢゃん!」



すいり「なんでよー教えて。すいりも教えるから。」



なな「うんー。分かった!」



やっぱ好きな人か



彼氏欲しい年齢だしね♪



すいり「ぢゃあ!せーので言おう!!」



なな「うん!」



すいり「せーのっっ!」



すいり「竹下 来也(たけした きや)」



なな「竹下先輩><」



え・・・・・・・・・・・・・。



もしかして、同じなの?



竹下って・・・



違うよ、違う違う違う



すいりは違うと自分に言い聞かせた



なな「え?お姉ちゃんも?」



すいり「きやなの?」



なな「・・・うん。」



そんな、嘘だと言って



なな、そんな冗談いらないよ



いつもみたいに、「なんちゃってー!」



って言ってよ



嘘なんでしょ?冗談だよね?



すいり「ななってばあ!そういう冗談とかやめっ。」



なな「っ冗談なんかぢゃないもん!竹下先輩の事が・・・。」



嫌だよ嫌だよ嫌だよ嫌だよ



なな・・・なんで姉妹そろって好きな人が同じなの?



たーくさんいるのに、なんで?なんで?



なんで、ななは2年の男子なの?



なんで1年ぢゃないの?



タメの子が好きぢゃないの?



すいり「そっかー・・・きやの事。」



なな「お姉ちゃんに負けないよ!竹下先輩に告白すっ。」



すいり「ななの馬鹿!」



バタンッ



すいりは自分の部屋に閉じこもった



もうこれ以上聞きたくない



どうせ負けるの



だって、控えめな性格だもんね



きや、ななの事よろしくね・・・



守ってね



うちは妹に負けるんだよ



積極的ぢゃないから



今から頑張ろうと思っても無理だもんね



きやの笑顔あげたくないよ



きやのツンデレうちだけに見せて



お願い・・・きや。



★夜飯★



お母さん「すいりーななー1階に来なさい!ご飯よ。」



嫌だよ、ななの顔なんか見たくないよ



なんで?今からでも姉妹辞めたい



なな、なんて!



なな「はーい。」



なんでななは普通でいられるの?



バタン・・・



静かにドアを閉め



すいりは1階に行った



いつもとは違う静かな夜飯の時間



いつもは、うちとなながニコニコ笑って



遊んでたけど



今日は違うんだ



お母さんは異変を感じたのか



お母さん「どうしたの?2人元気ないわね。」



すいり「ううん。ちょっと考えごとがあって^^」



お母さん「あら・・・そう。」



なな「うちもお化粧がうまくいかなくて、コツ考えてたの。」



お母さん「雑誌とか見ればいいのにー。」



すいり「ごちそうさま。」



お母さん「・・・ふぅ。」



なな「ごちそうさま、でした。」



お母さん「はーい。」



☀朝☀(日曜日飛びます)



今日は月曜日



また1週間が始まる



きやと会えるかな?



いつも通りに会えるかな?



だから・・・ななはうちのクラスに



よく来てたの?



うち目当てぢゃなかったの?



きやを見てたの?



うちの勘違いだったの?



恥ずかしいなーとすいりは思った



そうやって考えながら



すいりは歩いていた



ちゃら男「ねー君かわいいね。良かったらメアド交換しない?」



え・・・?なにこれ



誰だし((



ちゃら男「ねねーどおなのー?」



すいり「・・・・・・・・。」



どうすればいいんだろう



断るの可哀想だけど



携帯持ってきてないし



きや「おい、俺の女に手出さないでくれるかな?」



ちゃら男「なんだーつまんねーの。男居たのかよ。」



え・・・?なんで・・・



なんで居るの?



優しくしないでよ



きや「お前なんで黙ってたの?断りゃよかったぢゃん。」



すいり「・・・・・。」



きや「おーーーーーーーーーーーーーーい!」



すいり「・・・あ。なんか可哀想だなって思って。」



きや「何がだよ。笑」



すいり「けど、携帯持ってないし今から学校だし。」



きや「さっきのナンパだぜ?」



すいり「・・・え?な訳ないぢゃん!あははは。」



きや「お前馬鹿?ナンパされてることくらい気づけよ。」



すいり「でも、まあ助けて?くれてありがとう。」



きや「お前今日調子悪い?まじテンション下がってるね。」



すいり「そうかな・・・?」



きや「今日のお前、嫌いー。」



え、やっぱ嫌いなんだよね



きやなんか、うちの事知り合いとしか



思ってないもんね



なに期待してんだろ



・・・あたし。



すいり「別にいいし。」



きや「てか!俺お前を助けたっつうか、学校来なかったらつまんねーから助けただけ。」



すいり「え?結局助けてるぢゃん、馬鹿ぢゃないの?あはは。」



きや「うっぜー!こいつうぜーーーーーーーー!」



すいり「ちょっと叫ばないでよ。」



きや「ぎゃあああああああああああああああああああ!」



すいり「・・・馬鹿みたい・・・。そういうとこが好きになるのに・・・。」



きや「え?なんつった?」



すいり「別になんでもないけどー。」



キーーーンコーーンカーンコーン



先生「1時間目ー読書の時間です!1時間たっぷり読んでくださいね。」



1時間も読書?だるーい!



先生「先生たちは先生会議なので1時間目はいません。」



隣の男子「よっしゃあああああ。」



先生「何かあっても、誰も対応できないので。」



別にどーでもいいけど



休み時間・・・なな来るのかな?



普通に来るのかな?



隣の男子「ねねー田中ってさ好きな人とかいる?」



すいり「なんで、そんな事聞くの。あははは。」



隣の男子「いや、お前結構もててんだぜ?」



すいり「いやいやーそういう嘘で騙すのやめてくれなっ。」



きや「すいりーーーーーー!これなんて読むの?」



ちょっ声でかくない?



トコトコトコッバタバタバタ



すいり「なんで、うちに聞くの?てゆーか隣の人に聞けばいいぢゃん。」



きや「なんで?」



すいり「なんでってゆーか、声でかいから。やめてよね!」



きや「だから、なんで?」



すいり「周りの子に聞けばいいのに、いちいち遠いうちに聞かなくてもいいっ。」



きや「っ別にいいだろ。俺がお前に聞きたかった理由は無い!以上。」



すいり「意味分かんないー。もう呼ばないでね!馬鹿。」



女子「ねねーきやってすいりの事好きだろー!ははは」



すいり「んな訳ないから。」



キーーーンコーーンカーンコーーーン



休み時間だ



なな・・・来ないで



お願いだから><



なな「お姉ちゃん・・・。」



なんで来るの?なんでよ



昨日あんなことあって



まさか、きやを奪うつもり?



すいり「きや・・・?呼んでほしいの?」



なな「・・・・・・・・。」



きや「すいりーーー!ちょっと来い、今すぐ来ねえと秘密ばらすぞ!」



タイミング悪い・・・なんで・・・



すいり「あー!もう分かったから、行くよ。」



ガタンッ



なながめっちゃにらんでくる



怖いな



すいり「何?」



きや「誰?あいつ良く来るよな。」



すいり「どーでもいいでしょ!それだけ?」



きや「いや・・・あのさ読書の時お前読んだ理由。本当の理由さ・・・。」



え?なんで急に真剣になってるの?笑



すいり「うんーなにー早く言ってー。」



きや「お前が隣の奴と楽しげに話してるからだからっ。///」



すいり「なに言ってんの?あははは。」



きや「今言ったろ?聞こえてねええのかああああ!」



すいり「普通に話してただけなのに。なんで?なんでそんな事気にするの?笑」



きや「お前気付かない?」



すいり「うーん。」



きや「だからっ////////」



きやはこの後何を言う!?次回お楽しみに























***のえり***



私の名前は佐野 のえり




現在高校1年生




星沙羽高校(ほしざわ)に通っている




中学生3年生までは大阪県に住んでいたもの




両親の都合で東京に引っ越すことになった




実は今授業中




あ!もう終わるー♪




キーンコーーーンカーーーンコーン




かな「のえりー!なんか鹿嶋(かしま)が呼んでる!」




のえり「あー!まぢー!今行くー。」




なんだろ・・・




鹿嶋「佐野!俺実は・・・佐野の事が好き、付き合ってくれる?」




のえり「ごめんなさい・・・。友達としてこれからもお願いします。」




鹿嶋「あ、、、おう・・・!ぢゃな!」




のえり「・・・うんっ!」




うち実は好きな人がいて・・・




転んぢゃった時に助けてくれたし、




いつも優しくしてくれるし、




忘れものをした時に貸してくれたし、




だ、、だからうち本当は明日告白しようと




想ってて!