2日で3本のひとりプチ演劇祭り、無事に終了しました。

正直なところ、今日のコレ
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『命を弄ぶ男ふたり』が一番面白かったです。

二番目が昨日の昼間に行った『茶屋』の
そこにあるものを使って、あるがままにってところ。
とても素敵な時間を堪能させていただきました。

3本とも、知っている人間が絡んでいて、それぞれの見せ方とか違っていたけど、あえて比較するとこの順番。


『命を弄ぶ男ふたり』は元々は岸田國士さんの大正時代の作品。
だけど、そこに古さは感じられない。役者さんの言い回しは大正のソレなので古いけど。
むしろ、新作として上演された舞台の方が古臭く感じられることだってある。

パンフレットに記載されていたけど、渡来氏がこの作品に出会ったのは11年前の養成所時代。
当時は理解できなかったセリフの要所、要所が今ではすんなり肚に落ちていく、と。

それを読んで、観て、僕の感想は、
岸田作品だから面白いんじゃない
渡来氏があらためて自分の原点の一つであるこの作品に立ち返り、これから益々大きく羽ばたいていく
そのプロローグが今回の舞台

だから、今日はとても貴重なものを観ることができた。