無料レジ袋の禁止案、ゴミ減量で環境省検討~YOMIURI ONLINE~
スーパーなどから提げて帰った後は、すぐに捨ててしまいがちなレジ袋を減らそうと、環境省はレジ袋の無料配布を規制する方針を決めた。
年間消費量が300億枚にも上り、使い捨て文化の象徴とも言えるレジ袋にターゲットを絞ることで、身近なごみ問題を見つめ直してもらうのが狙い。
同省は無料配布を禁止したい考えだが、小売店側からは「客からの苦情や売り上げへの影響が心配」という声も出ている。
家庭からごみとして出されるレジ袋は、容器包装リサイクル法で「その他プラスチック」に分類され、再利用することになっているが、実際には資源として回収している自治体は少なく、ほとんどが埋め立て処分や焼却処分の対象となっている。京都市の調査(2003年度)では、家庭から出るプラスチック系ごみの15%がレジ袋だった。
同省が検討しているレジ袋削減策の中で最も厳しいのが、同法を改正して、無料配布の禁止規定を盛り込み、違反したスーパーなどに罰則を科すこと。
これに対し、全国スーパーマーケット協会は「無料配布をやめて有料化すれば、レジ袋は削減できるだろうし、経費も減る」と一定の理解を示しながらも、「客の苦情や売り上げへの影響も考えられる」と困惑。レジ袋の配布量ではスーパーを上回るコンビニ業界の場合、「コンビニはふらっと立ち寄る客が多く、買い物袋の持参を求めるのは難しい」(日本フランチャイズチェーン協会)と抵抗感はより強い。
法的な課題もある。大塚直・早大教授(環境法)は「レジ袋の無料配布は小売店の顧客サービスであり、憲法が保障する『営業の自由』に触れる可能性がある」と指摘。「レジ袋のごみが環境にどれだけ悪影響を与えているかという具体的データもない。まずは法規制の必要性をきちんと議論すべきだ」と主張する。
(2005年5月18日3時12分 読売新聞)
コンビニに袋持って買い物に行けってかぁ?
それに、買い物っていうのは売る側にしても予定外のものを
いかにして買わせるかって部分もあるんやから、反対するやろ。
「あっ、もう袋に入らないから今日は買わない!!」
商売になれへんっちゅうねん!
年配者や、最近の郊外の大型スーパーの利用者というのは
それこそ車で行って1週間分まとめて買い物していく人も多い。
かくいうウチの親もそのパターン。郊外在住で、大量に買い、
それで1週間の殆んどを済ませれる。
都心のように何でもかんでも歩いて買いにいけるわけでもない。
マクドナルドもサービスで袋に入れてくれるけど、
これにしても手に持ちきれない量を買うからこそ袋をつける、
袋をつけてくれるからこそ大量に買っても安心♪って事でしょ。
ゴミ問題をないがしろにする気は無いけど、
政治家・官僚は庶民の目線でモノ言えよ!!って不満はあり。