寺脇康文「相棒」亀山薫を“卒業”! |            News blog

 寺脇康文「相棒」亀山薫を“卒業”!

  『相棒』新シリーズをもって寺脇康文が水谷豊とのコンビを“卒業”

 俳優・寺脇康文が、水谷豊とのコンビで難事件を解決していく人気ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)を卒業する
 ことが2わかった。  同作は10月より新シリーズ「season7」がスタートするが、寺脇の出演は同シリーズが
 最後に。。。。。

 放送前に主要キャストの卒業発表は異例だが、同局プロデューサー・松本基弘氏は「社内外から批判が
 あったが、リアリティを追求するには亀山(寺脇)は去らなければいけない」と説明し、寺脇も承諾。
 「亀山薫の生き様を、皆様の目に焼き付けて頂ければ」と最後まで全力で演じきることを宣言した。


新シリーズで『相棒』を卒業する事になった寺脇康文(左)とその“相棒”水谷豊(右)


 同作は、00年に『土曜ワイド劇場』の一作品として産声を上げた。02年には連続ドラマとしてスタートし
 人気が定着、今年のGWに公開された映画『相棒―劇場版―』も08年度上半期上映作品として興行収入
 観客動員数ともに1位という大ヒットを記録した。

 優秀なキャリア組でありながらも、その“変人”ぶりが災いし、出世コースから外れた杉下右京警部(水谷)と
 警視庁のリストラ対象にされた上に、杉下と組まざるを得なくなった亀山薫巡査部長(寺脇)。

  “人材の墓場”とまで言われた特命係に追いやられてしまった2人の活躍を描く。寺脇演じる亀山の卒業に
  ついて松本プロデューサーは「(ドラマ設定では)“変人”杉下の下について6人の刑事が辞めていった。
  常にリアリティを追求してきた作品だし、さらに進化をする為に決断しました。賭けですね、ハッキリ言って」
  と苦渋の決断であった事を明かす。

   松本プロデューサーから直接“卒業”を言い渡された寺脇。当初は困惑したようだが・・・・・
   「亀山薫のこと、俳優・寺脇康文のことをとても大事に、そして真剣に考えてくれているその“思い”を
   受け止め、気持ち良く卒業させて頂くことにしました」と、今回の決断に対し前向きに共感した。

   8年間に渡って“相棒”としてコンビを組んできた水谷にとっても、今回の寺脇の卒業は、まさに寝耳に水。
   だが「確かに今や亀山君も特命係に流されて2人が出会った頃の僕の年齢になりますしね。彼の更なる
   進化を期待します」と“相棒”の新たな門出を祝福した。

     ドラマ『相棒 season7』は、10月より毎週水曜日、夜9:00より放送開始(初回は2時間SP予定)。
                                                       参考資料=(オリコン)