母が入院し、家は一時的には平穏に過ごせるようにはなった。
が、母がやっていた事は全て出来なくなり、残された家族でやらなければならない。
これが家族にとって重くのしかかる。
いや、このやらなければならない、という固定観念を持つのはやめよう。
やらなくても大して困らない事は後回しにしよう。
母は強烈な義務感を自分に課し、自ら苦しめていたところがあったように思う。
自分が壊れるほどの強い責任感は自分を追い詰め苦しめる。
母は認知症の前に、長年の自身の資質に、プライドという目に見えない厄介なこだわりがプラスされ、さらに抑えられないものが増幅していったように思う。
時に偏った自尊心は自らを追い詰める気がする。
今回、母を見ていて、そう思った。
家を出ているきょうだいにも事情と経緯を話し、今後の事を話した。
とりあえず、家に居る家族で協力しながら、出来る範囲でやろう。
今週末に母との面会の予定になっている。
入院して最初の週末。
母がどうしごしているか、とても気になる。
迷惑をかけていないだろうか。
食事はとっているだろうか。
眠れているだろうか。
不安は沢山あるが、自分の心臓は落ち着いている気がする。
脈の乱れは、やはり母の事が原因だったのか。