術後1年を前に振り返ると、もう一つ変わった事がある、気がする。
以前からここに書き留めているが、気持ちが穏やかになったと思える事だ。
以前の自分は少し短気な面があった。
ちょっとした事でイラッとしたり、他の人を責めたり。
自分でも嫌な気持ちだった。

それが今は少々の事では、そんな気持ちにならなくなった。
自分で気持ちを抑えている訳でもなく、我慢しているのでもない。
以前ならイラッとする場面でも笑って素通り出来るような事が増えたのだ。
波風の吹かない心になったというか、短気な思考が麻痺したというか、明らかに以前の自分ではない。
脳卒中で大きな麻痺が残った人を知っているが、その人は感情のコントロールが効かず、声を荒げる事が多い。

感情が欠落したというのか。


喜怒哀楽が無くなってしまったという事はない。
今PPPDで処方されている抗うつ剤の影響かなとも思ったが、服用する前から、術後からなのだ。
抗うつ剤の服用は現在3ヶ月目だし、抗うつ剤にそんな効果があるかどうかも解らない。
めまい、PPPDにどう作用しているのか、それ意外に反応があるものなのか、全く解らない。

自分では脳梗塞によって、イライラの思考を司る部位がいい具合に麻痺したのでは、と感じている。
術後の今だけかなと思っていたが、それが 1年が来ようとしている現在も変わらないのだ。
そのお陰かどうかは解らないが、入院時から今日に至るまで、あらゆる出来事に以前のようなイラチな自分は顔を出して来ない。
もちろん全くイラッとしないという事はないが、自分の過去の気持ちと比較して、変化の波が明らかに穏やかだ。
一体何が起こっているのか。

仕事でもそうだ。
以前なら感情が煮え返るような出来事でも、サラッと見送れる。
今では同じ部署の者を、まぁまぁ、となだめるような役回りだ。
実際、問題が起きている出来事に数人が立腹している場面があったが、自分は1歩も2歩も引いて見ているような気持ちでいれる。
それどころか少し笑みを浮かべて、まぁまぁ、として荒立てる事なく様子を見ている。
以前なら自分は火に油を注いでいた。

どうしてしまったのか。

良い事だと思う。
良い傾向だと思う。
このまま穏やかーに行きたい。

自分は変わったのだ。










人生とは、、、。
こんな様子で激動の1年間でした。